辞任表明をした安倍総理。米国の若手日本研究家トバイアス・ハリスの安倍晋三論が11月に発売される。
『因習を打破する者―安倍晋三と新しい日本』という題名だ。
発売は2カ月以上先なのに、何とアマゾンでベストセラー1位になっている。

実は昨年暮れから米国の専門誌で類似コンセプトの論文が若手安全保障研究家や外交専門家によって書かれていた。

一部を除く日本メディアのレベルの低さは今日の記者会見で誰もが解っただろう。

問題はこのように世界が評価した安倍晋三のレガシーを政治家に任せず、日本人一人ひとりが検証し、自分の問題として引き継いでいく事だ。


例えば一昨年12月の安全保障外交誌掲載の「安倍晋三の世界」という主幹コンティネッティの論文。《日本の総理は危険な隣人の中で成功する》という導入部が語るように、シナ、北朝鮮、韓国に囲まれて成果を挙げる様子を客観的に評価、文末で安倍は日本のレーガンだと言う。

すでに4年前にトランプの大統領就任前にこんな記事もあった。


《トランプが安倍晋三に会う前に知るべき4つの事》という題名で日本人が気づかない内にいつの間にか日本と安倍首相が世界のキープレイヤーになっている。

そんな内容だ。



マイケル・オースリンが書いたがNHKなどは絶対に著名な彼からコメントを取らない。

NHKがよく使うイアン・フィリップスは決して視野が広いと言えないひねくれた批評家。

反日的なので安倍総理にはいつも批判的。