奇想の系譜☆ミ
春一番のりで芸術に触れに
東京都美術館へ
江戸時代の奇想画家8人による
奇想の系譜展

道中 上野公園内は早くもお花見の皆さんでいっぱい
サクラはほとんど咲いてませんでしたが
笑顔は満開で酔っておられまして
僕は江戸絵画のミラクルなワールドに酔いしれました
んで
醒めたグロテスク 曽我蕭白の
童士たちの目と色彩はショッキング
京のエンターテイナー 長沢芦雪の
迫力ある牛のとなりにいるチョコンといる
芦雪犬の可愛いさったら
執念のドラマ 岩佐又兵衛の
絵巻の狂気に痺れ自画像はなんとも妖怪ぬらりひょん
狩野派きっての知性派 狩野山雪の
ぬめるような描写の頭の小さい奇妙な虎は
今夜 夢に出てきて寝汗で僕をぬめさせる
奇想の起爆剤 白陰慧鶴の
描く達磨は唯一無二
江戸琳派の奇才 鈴木其一の
貝の絵は一見普通にみえて
真面目な人をみてるようで退屈でしたが
キレたら怖い真面目な人が振り回す金属バット
のような恐ろしさを勝手に想像させられ
そして最後は
みんな大好き 僕も大好き
幕末浮世絵七変化 歌川国芳の
安定の人気っぷりったら
祝日ともあって混雑してましたが
やっぱり歌川ブースは一番の混雑
宮本武蔵の鯨退治はスゲーですよ
見たことのない鬼や龍を想像で描くことも超スゲーですが
捕鯨して見たことのあるものを描かせたら
やっぱりスゲー
リアルよりもリアリティー
皆さんのお近くの美術館へ
時々つまらない人生に七味唐辛子を
えーと
アートって良いですね
はいっ☆ミ








