仔羊 THE EARLY YEARS
数ヶ月前から、
コツコツと毎日、3日に1度、
1週間に2度…3週間…
そして…
ひざまつき…断筆。
んで、
最近、また書き始めました、
じっくりコツコツ書き溜めている、
まだ誰~も、読みたいとは思わない…
仔羊エルマー自伝
『仔羊 THE EARLY YEARS』
![](https://stat.ameba.jp/user_images/63/67/10108809291_s.jpg?caw=800)
の、
自身でボツにした…
エピソードを、
今後からチョクチョク載せていこうと思います。
【エピソード1 中学生時代 】
『ウンコ事件2』
セミの命も1日目。
夏まじかの季節…。
仲のよい友達5~6人たちと、僕の家の部屋で、暇を持て余していた…
夏の日差しが眩しい午後の事。
神様は、僕だけに、こう告げたんだ。
『多分、今のお友達は、大人になっても付き合っていく事になるから、将来、酒を酌み交わす度に、あの時は…と話せる程のインパクトのあるエピソードを残しておきなさい…きっと、盛り上がるから…』と。
僕は神のお告げを間に受け、
何を思ったのか、いや、お告げを吐き違えたんだ、
フローリングに新聞紙をひき、
中心にティッシュを盛り、
素っ裸になり、
和式スタイルの用の足し方のポーズで、
一気に『ファイトー1発』と…。
皆の前で、ウンコをしました。
…というより、してみせてあげました。
お手本です…。
友達は、一瞬かたまり、目の前でおきた惨劇に…
言葉を無くした後、
泣いたカラスがもう笑う様に、爆笑!
そして、悪臭!
まるで僕達は、誤って人を殺めてしまった犯人の様に、この死体…いや、仏…いや、ウンコをどう処理するかを考えはじめ…相談しよう、そうしよう。
無い知恵ふりしぼり…
そうだ、電子レンジでチンしよう!
いやっ…塩をかけて、消滅させよう…ナメクジじゃないんだ!
いやっ…近所に小学校があるから、そこに埋めに行こう!あそこなら見つかりっこないと、
ウンコを前にして、僕達は、凶悪犯顔負けの悪い笑みを浮かべる。
早速、僕は家の倉庫から使わなくなった、ジュラルミンケースを取り出し、丁寧にブツを入れる。
1階へ降りると、母親と出くわす…
僕は舌打ちをして、近くにいる、友人にサインを出し、友人が母親と仲良く話す隙に玄関へ!
母『なんか…くさ~い…』
そんな母親の声を背に、
僕たちは小学校に着くまで、ドキドキしながらブツを交互に大事に持ち、
さっきまでは、殺人犯だった僕達は、
今や白い粉の運び屋気分で、小学校を目指す。
小学校に着いた僕達は落ち着く暇もなく、ブツの埋葬場所を探す。
よし…ここなら!ここほれワンワンで、僕達は必死に素手で土を掘る。
そんな中、ある友人のセリフが僕達の心を更に炎上させた、
友人いわく『いずれ俺達も、いつかは、こうして埋められて、土に還るんだな…』
…なんか妙に恥ずかしくなるが、
その恥ずかしさが、逆に妙に心地が良かったのは今でも忘れない。
よし…もう良いだろ!僕はジュラルミンケースを静かに開け、
先ほど部屋で産声を上げた黄金を取り出そうとしたその時!
ピカッと目の眩む光線が!
・…ないっ!ウンコが無い!
僕達は雄叫びをあげると、
友人の独りが、遠くを指さし『あそこだよ…』
僕達は友人の指差すその方向を観た。
友人の指差す方角の先に、オレンジ色に光る円盤が。
そうUFO。
というオチもあるんですが、
実際は、素行の悪い中学生が集団で小学校にいたら、何か悪い事でもやっているんじゃないのかしらと、近所のおばちゃんの通報で警察が…。
あせってウンコを埋めようとして慌てた僕は手元が狂い、
自分の仏の温もりを感じた。手に少しウンコが着いたのだ。
で、警察に『お前らシンナーか?タバコか?お前…手を匂
わせてみろ』と…。
警察はさっきまで煙草を吸っていたのであれば、手に煙草の臭いがついていると思ったのが後の祭り。
僕は警察に、ウンコのついた手を差し伸べた。
生まれて初めて、人の鼻が、ひん曲がる光景を目撃した。
はいっ☆彡