広く高気圧に覆われた日本列島は全国的に晴天に恵まれ初夏の陽気となり、真夏日の所もあったようです。
急激な気温変化、熱中症に気をつけてお過ごしくださいませ。
眩しく強烈な陽射しを避けて夕刻になってから父のところへ
今日は旧暦3月5日、二十四節気の6番目「穀雨」(こくう)です。また、今週17日は春土用の入でした。土用は18日~19日間であり、穀雨の期間と重なります。
太陽が黄経30度を通過した時、この日から立夏までの期間をさし、清明から15日後にあたります。
この時期の雨は暖かい春の雨で、田畑は潤い種をまくには相応しい恵みの雨となります。
穀物の成長を助ける雨という意味で「穀雨」なのです。
「春雨降りて百穀を生化すればなり」(『暦便覧』より)
※5番目は清明でした。
古いブロック塀に絡みつく蔦の芽吹き
花蘇芳
母屋の北側を赤い木瓜が華やかに彩る
秋海棠の花のあと
自宅に2日滞在して、ふたたび郷里に来ております。
父に見せたくて庭の花、通院や散策中に一緒に見た植物を撮影しました。お付き合いくださいませ。
行ったり来たりの生活が続いてどちらが自宅かと思うことも
父住まぬ家の庭に木々の生命の息吹を見てエネルギーを充電する
椿、レンギョウに並んで雪柳が可憐な花を連ねる
足もとにはスノーフレーク、ヒマラヤユキノシタが咲き始めている
綿毛を残すシュウメイギクの元から新しい花茎が現れる
真っ赤な青木の実、雌花が勢いづく
馬酔木
大粒の釣鐘型の花
ジューンベリー
純白の花が眩しい
風の吹く日に
明るい陽を浴びながら歩く
車椅子の父がゆっくりと手をのばして触れる
母の好きなリラの蕾が光る