清明 2018.4.5 | emaの気ままにブログ

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心がふんわりほんわか穏やかに一日を送れたら…
さて、何をしてすごしましょうか

昨日まで続いていた初夏の陽気から平年並みの気温となりました。
薄雲が広がって肌寒く、上着やコートを着て歩いている人を多く見かけました。
小学校の校庭では始業式をしているようで、風にのってマイクの声が響いてきます。
進級した在校生が帰り支度をして下校する頃、入学式に出席する親子が通学路を歩いています。
新しいことが始まっていく躍動感にあふれた4月の朝でした。

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ガールマグノリア

小型でありながら華やかで女性的な柔らかな雰囲気を持つ遅咲きの花が咲いている
シデコブシとシモクレンの園芸種を交配したもので、名前があるらしいけれど名札が見当たらない


今日は旧暦2月20日、 二十四節気の5番目「清明」(せいめい)です。 春分から数えて15日後です。
「清明」とは、「清浄明潔」を略したものといわれており、万物が清らかであり汚れの無い明らかなことという意味です。
ちょうど桜の咲く頃でもあり、今日のような気候の日を「花冷え」「花曇り」などと云い、美しい言葉が日本には存在しています。四季を感じる心を忘れないように暮らしていたいと思います。
  「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」(『暦便覧』より)
庭のすみっこ、木々の枝、枯草の間などから新芽をのぞかせる植物たち
植えた場所を忘れてしまっても、のぞかせる蕾や芽吹きをみて気づくことがある
※4番目は春分でした。
 
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梔子  4月5日撮影

 

庭の鉢植えの枝先に小指の先程の蕾をつけている
咲いてくれるだろうか
祈るように話しかける

桜桃の花が咲いたあとに
かわいい実をつけていた
儚くて愛おしくゆれる
 
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「清明2017」もご覧いただければ幸いです。