郷里にて3 立春2018.2.4 | emaの気ままにブログ

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心がふんわりほんわか穏やかに一日を送れたら…
さて、何をしてすごしましょうか

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2月4日 夜明けの時刻

 

昨日の暖かさはなく昼前から雲が広がり寒々とした天気になりました。

淡い朱色に染まった朝の空に切り絵のような屋根や重機とか電線、アンテナなど街並みのシルエットが浮かび上がります。2月最初の日曜日が始まろうとしています。

 

今日は旧暦12月19日、 二十四節気の1番目「立春」です。

陰暦では一年の始まりと考えられており、立春を基準にして節目の雑節が決まっています。八十八夜、土用なども立春から数えた日になります。

暦のうえでは、この日から春となります。 実際には、気候的にも雪や冷たい雨の日が多く立春寒波の影響で寒風や大雪などをもたらします。今年は全国的に最高気温が平年より低いそうですから、温かくしてお過ごしくださいませ。

「如月(きさらぎ)」は「着更着」「気更来」「生更木」などとも表現され、寒さのため衣を重ねたり、日差しが春めいてきたり、草木の芽が大きくなってくるという意味が込められています。
立春の前後は陰暦では元旦となり、新しい年、新春を迎えたことになるのです。 

「春の気立つを以って也」(『暦便覧』より)

※二十四節気の24番目は大寒でした。

 

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春ちらし

郷里でひとりで迎える立春

1合半のお米を炊いて酢飯にし、干し椎茸とにんじん、油揚げを甘辛く煮たもの、錦糸卵、海老、でんぶ、刻みのり、こごみをのせて

 

一口サイズにちいさく丸めた春ちらし を持って父のところへ

 

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父は部屋のベットに横になっていた

腰が痛くて歩くのが辛いと云う

横たわっている父の腰に掌をあて足先までさする

骨と皮ばかりになった父の細い身体を確かめるようにさする

固く張っていた腰が温まったのか 目を閉じていた父はそのまま眠ってしまう

看護士が来て様子を見てくれる

 

父が起きて一口サイズの春ちらしをひとつ食べる

イチゴを一粒食べて昼食を終える

眠っていたい時もあるものね

 

父に手を振って部屋を出る

また明日

 

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2月4日午後2時撮影
「立春2017」もご覧いただければ幸いです。