自宅に帰ってまいりました。
郷里で過ごしていた間に、父と見た景色や食べたものなどを残しておきたいと思います。
関東で春一番が吹いた日、郷里でも強風が連日吹き荒れました。
風が落ち着き喜びも束の間、雨が降ったり雪が舞っていたり、吹雪いたり…
楽しみにしていた散歩が出来ないので、季節のものを作っては父の部屋へ持ち込んでお茶を飲んだり、ビールで乾杯をしたりしました。
三陸町の蕗、筍、宮城産の小女子、厚揚げ
出汁、みりん、砂糖、しょうゆ
エリンギ、シメジ、海老、ショルダーベーコン
にんにく、鷹の爪、塩、オリーブ油、ブラックペッパー、ドライバジル、オレガノ
降っていた雨が小雨になったので、処方箋薬局の帰りに外を歩いてみることにしました。
灰色の雲の重なる隙間から弱い太陽の光が見えました。
天を仰ぎみるように枝の先に春の訪れ
準備をする木々、ヒメシャラの姿を眺めて
甘く煮たオレンジの皮を乾かしてグラニー糖をまぶしたもの
父が食べられるように柔らかく仕上げる
母が入退院を繰り返していた頃に
私が母の枕もとに飾ったもの
今は、母の写真の横に飾る
実家の台所で作ったものを、母の仏壇に供え
父のところへ運ぶ
仙台雪菜の味噌汁、魚介の塩焼きそば、葡萄や石巻の苺、角田駅で買ったしらすパン、お菓子、煮物や焼魚、お弁当など
散歩の途中で寄るカフェも楽しみ
シブーストやチーズケーキを選んで、温かいミルクティーやカフェラテを注文する
美味しいね!
嬉しそうに口へ運ぶ
幸せなひとときを過ごす
父とふたり