主人のおかげ?でずいぶん身だしなみはきちんとするようになった私でありますが、
しかし そんなに簡単に本性が変えられるはずはございません。
職業柄、スカーフ、ストールにはずいぶん注文が厳しいわたしです
(首を冷やすのはよくないので)。
色、質感、服に合わせて、季節にあわせ、用途にあわせ・・・・・・
結構持ってます。
しかし、かばんは からっきし駄目。
多少、見た目や用途、使い勝手なんてものには心を配りますが、
一つ持ったらしばらく(3年とか5年とか)そればっかり使ってます。
1999年ウィーンに行く前に一つ 肩にかけれるかばんを買いました。
~やっぱり今でもヨーロッパでは肩掛けかばんは必須です~
もちろん、ウィーンではほとんど毎日、どこへ行くにもそのかばんを肩からかけていました。
日本へ帰ってきてからも 結婚してからも 娘を産んでからも
し~ばらくそのかばん。
2005年の里帰り、もう明日ドイツに戻るのよ・・・・というような日、妹が
「これ、使って」
とウエストバック(しかも小洒落た)をプレゼントしてくれました。
「うわぁ!!ありがとう!!」
ウエストバックは両手が使えて大変便利なので 子供と一緒に里帰りするときは いつも そのバックで帰りました。
里帰り以外はドイツでは使っていなかったんです・・・・・
そんなに使っていないのよ・・・・・って主張しても 実家の家族がわたしを見るときにはいつも わたしの腰にはウエストバックが巻かれて 出国してきますから
「あ~、またあのかばんやねぇ・・・」
って感があったんでしょうね~
去年の里帰りのとき 母が
「これ、あげるわ」
といって新しいかばんをくれました。
それから、またいつものように どこへいくにもそのかばんと一緒!
わたしは全然知らなかったのですが こちらの日本人女性から
「あら?そのかばん、LESPORTSACでしょ?!」
といわれ、あら、そんなかんばだったとはつゆ知らず~ ←いまだに
価値もよくわからず~
それからも大事に どこへいくにも下げておりました。
そして2008年のクリスマス休暇、主人の実家にて・・・・
ある日 わたしのかばんに目が留まった義母。
義母「あら?」
私「これ LESPORTSACっていうマーク(ブランド)で 結構人気があるらしいですよ」
義母「知らないわね、そんなマーク(あっさり一蹴!!) それに・・・・・・・
なんだか 夏のかばんみたいじゃない?」
夏のかばんみたいじゃない?夏のかばんみたいじゃない?夏のかばんみたいじゃない?
何言ってくれるのよ、失礼な!!
最初は義母の言葉に気分を悪くしていましたが・・・・
段々 時間がたって冷静になってきますと・・・・・
そういえば、あのかばんを母からもらったのは まぎれもない 夏、だった。
もしかしたら、あれは 間違いなく 夏用 のかばんなのかもしれない~
焦ってベルリンの繁華街にかばんを探しに行ったのはいうまでもございません。
見るに見かねて 遠まわしに 「かばんをくれる」という行為で
私を戒めてくれた 日本の家族。
ズバズバと 本心を述べることにより 私を戒めてくれた ドイツの家族。
形は違うけど どちらも「やさしさ」に違いない、と思い込もうとしている
私なのでありました。