去年私達が日本に行っている間 娘を地元の幼稚園に通わせていた。
彼女にとってとても楽しい思い出になっているらしく、今回も日本に滞在中は娘は同じ幼稚園に行くのを楽しみにしている。
今日は幼稚園から帰ってきて お昼ごはんを食べてから 日本へもうすぐ行く話しで盛り上がり「では 思い出をよみがえらせるために 今日は いとこのゆきちゃんが送ってくれた 幼稚園の生活発表会のDVDを見てみよう!」となり娘と息子としばらく一緒にテレビを見ていた。
園内の様子、お遊戯の練習風景など発表会以前の映像もあり、娘はなつかしそうに
見ている。
子供達が歌を練習しているシーンがでてきた・・・・・・・なぜか 違和感が・・・・・・・・・
子供達が後ろで手を組みながら歌を歌っているシーンだ。子供は元気一杯歌っている、
でも まず堅苦しさを感じた、あと皆が同じ姿勢をしていること、直立不動、しかも後ろで腕組・・・?
私には軍隊の整列に見えてしまった。
今まで考えたこともなかったけれど、なぜ 腕組みをさせて歌わせるんだろう?
そうでもしないと 手の行き場がなくぶらぶらしてみっともないから?
日本でも人気になっているゴスペルは、子供達も自由な姿勢で歌っていて みっともないなんて感じたことは ない。
どこから来るのか、腕組?
ドイツの幼稚園や学校で日本と違うことの一つは朝礼や朝の会がないこと。
こちらで生活して6年も経つと 朝礼や朝の会も違和感を覚えてしまう。
これはやはり島国、村社会であった日本のなごりなのではないだろうか?
集まって伝達をする、顔をあわせて人員を確認する、伝達どうりの行動を取っているか
監視する・・・・・
一つの場所から移動することができずに暮らしてきた島国の人間はそのようにして
和を保ち、誰一人としてそれを乱すことなく 協力して生活してきたんだろう。
ヨーロッパは陸続き、好きなときにどこへでもいけるし、入ってくる人間も多くいたはず、
現在も移民は多い。日本ほど和を重んじる必要はなく、全く別の土地のやりかたが
飛び交う中で一つの方法に統一することは不可能だったのかもしれない。
一つのことを集団で取り組むのは やはり日本人、得意とすることだと思う。
意外かも知れないけれど コーラスというのはドイツでは発達していなくて 男性のコーラスはよくあるけど 女性はあまり聞かない。
日本では一つの街にいくつも女性コーラスのグループがある。
そして緻密に歌い上げていく。
こちらの男声コーラスはそこまで繊細に歌い上げていないと思う。ウィーンの少年合唱団は特別、あれはハプスブルグの残していった
オーストリアの大切な遺産、雅な生活のお楽しみのものであった。
歌うときの姿勢、歌をやっている私としてはたいへん不満なので きっと日本の幼稚園に行ったら質問してしまうんだろうなぁ・・・・・
ドイツにいるときと同じ気持ちでいると 文句を言ってばっかりいる人と思われちゃうので
自重しないといけない・・・・・・