宮本 輝氏の「にぎやかな天地」を読んだのは去年。
フリーの編集者が<日本伝統の発酵食品>を後世に伝えるための豪華限定本の編集、製作の依頼を受けた。
そこから始まる主人公の「にぎやか」な生活~
微生物が繰り広げる神秘の世界~ 彼らが起こす魔法の作用によって しょうゆ、酢、
みりん、鰹節、日本酒、ワイン、チーズなどの発酵食品が出来上がる。
大量生産の市販品ではなく 本当にそのモノの性質を熟知している人により手間隙 精魂かけて作り出されていくそれらの食品・・・・・
すごいなぁ~、本当においしい醤油ってどんなんだ?
そこでしか買えない酢ってどんな味なんだ?と思いをめぐらせながら読まさせていただきました。
そこでちょうどそのころ OCS通販のカタログに載っていた「ぬか漬けキット」を見つけ
早速注文してみて、1月末に我が家に届きました。
「にぎやかな天地」を読んでいたので ぬかの中に水を入れるときは緊張しましたよ。
「これ入れちゃうと この中に命が誕生してしまうんだ・・・・・」←なぜ?不思議です~
自分の周りに広がる世界に生きる人間、生物、数知れない微生物たち、宇宙にきらめく数億、数兆の星ぼし。
現在、この小さな袋の中にも 数億 数兆の微生物たちが音もなく しかし確実に生命を
営んでいるんだ・・・・
チベット密教には 外視、内視という思想があります。
外には限りなく世界が広がり、見たこともない 知らない世界があるけれど、
内にも限りなく世界は広がっていて その世界の謎も把握できない。
己を知るための修行の一つです。
月には行けたけど 地球で一番深い海溝には達していない人間の技術力っていうのに
ちょっと似てるって 私はいつも思うのだけど・・・・・
これが うちの冷蔵庫の中の宇宙に住む住民の命を懸けた作品です。
うちの家族に大人気ですよ~♪