人間の死因のトップは自尊心 | 悟りのススメ

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どうやら悟りを開いてしまったようです。
現在の思考論理や今に至る経緯などを書いていこうと思います。
思いつきで書いていきますが、文章は苦手なのでご容赦いただきたいと思います。

悟りの世界に足を踏み込むと色々なものが理解できます。

 

人の人生や死についても理解が深まります。

 

個人的に現代日本社会での間接的な死因は自尊心であると考えています。

 

ここでいう自尊心とは現代社会でよく言われる意識の中に見出す顕在的な自尊心ではなく、潜在的な自尊心で本能的で自己正当化力を伴う意識です。

 

青年期に暴走しがちな「無根拠な自信」の根拠になるものであると考えています。

 

青年期には自己顕示欲や承認欲求を満たすためにその自尊心によって暴走し、無茶や無謀な行動をして死につながる事故などで命を失う人がいるのはよく知られています。

 

危険な暴走行為やストリートファイト、周囲の目を引くために無謀な行動などを繰り返すのも「自分は大丈夫」という無根拠な自信からで、その後の人生に悪い影響を及ぼす人も多いようです。

 

 

それでも多くの人たちは成長に伴い、世間を知り社会を知り、自身や他者の行動の結果を若気の至りとして理解し、反省し、論理的思考を学習して自己を管理することでリスクを管理し始めます。

 

しかし現代日本社会では資本主義に伴う競争社会であり、自己研鑽や自助努力が必須となります。

 

そこで注意すべきは「潜在的な自尊心」です。

 

これは人間の本能的なものであり、死ぬまで持ち続けるものであると考えています。

 

自己研鑽や自助努力について身の丈を超えさせるリスクがあると考えてます。

 

それらは資本主義社会で競争に勝つために必要な原動力ですが、度を越えると自身のポテンシャルを低下させ抵抗力の低下により疾患へと繋がる恐れを含みます。

 

現代日本社会では広告業界が大きな力を持っており、消費者の自己を肥大させて消費を促す手法で成長していると考えています。

 

それに踊らされて自身を肥大させ、自己正当化力で補完された希望的観測で夢や希望を見せられ、それに伴う労働時間や能力を消費している人々も不測の事態に対するリスク管理が十分でない場合が多いようです。

 

もちろん夢を追う、希望を叶えることは生きていくために必要な目標であったり、原動力として必要なことなのですが、それを見誤ってはいけないということです。

 

身の丈に合わない努力いわゆる無理をして生きている人も多く、それが原因で心身に悪影響を与えている人も多いと考えています。

 

生活習慣病などはその主たるものであり、もっと自身を管理する余裕のある生活が好ましいと考えています。

 

 

自身の夢や理想は本当に自分のものなのか?

資本主義の競争社会で他者との比較でできたものではないのか?

現代日本の消費社会で肥大させられた自己が見せられてはいないのか?

 

常に満たされない感じの渇望感に動かされている人も心身が健康になればそれだけで満たされることもあります。

 

不健康に伴う渇望感の解消なのか?心身の健康で満足できたのか?それは解りませんが、自身が何に心が満たされるのかを知ることが必要だと考えています。

 

親の幸せな表情?子供の楽しそうは表情?心を許した友人の笑顔?

時には他者の手のぬくもりに感動することもあります。

 

ちなみに金銭欲というのは無制限に拡がると言われているので身の回りの手の届くものが良いと思います。

 

自分が何のために生きているかを考え直す機会にもなると考えています。

 

拝金主義が楽しいことも理解できますが、自身の心身の健康を前提とした組み立てをおススメします。

 

悟りの意識を持つことで無理なく自分にできること、自分にしかできないことで社会参加、社会貢献することがどれだけ楽に生きることができることなのかを知ることができます。

 

 

お金があれば大体の幸せを手に入れることができると言われますが、それは無理をしなくてもお金を手に入れられる人の話で幸せは人それぞれです。

 

体格や性別、家族や周囲の人々などの与えられた環境でそれを理解し、受け入れたうえで満たされるもの、生きがいになるものを見つける重要性に気付いて欲しいと考えています。

 

資本主義や人から与えられる生きがいに踊らされるのではなく、自力で自分にしかできない生きがいを見つけることが精神的な熟成で悟りの第一歩だとも考えています。

 

 

皆さまの生きづらくない毎日のお手伝いができれば幸いです。