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平和だけそんな気がした人々の笑顔懐かしあの日のロドス(晴枝))

3D絵画                <エーゲ海夜明け前>      (晴枝)

イポトン(騎士団の意味)道り:ロドス島中世都市

聖地巡礼のキリスト教徒の保護が任務だったヨハネ騎士団は1113年教皇パスカリウス2世によって認められた修道会をもとに結成され、ホスピタル騎士団とも呼ばれていました。騎士出身の修道士は平時には病院での医療奉仕が義務とされ。、騎士団に入ることは栄誉で在籍中の結婚が禁止でした。1187年までは異教徒に対抗するキリスト教徒の前衛として活動していたエルサレムを追われ、ロドス島に,1522年にスレイマン1世(オスマン帝国の)に追われクレタ島に逃れ、1530年、神聖ローマ帝国皇帝(カール5世)からマルタ島を与えられ、マルタ騎士団と呼ばれるように。騎士団国家として独立を維持していたのですがフランス革命で解体され、残党がローマに本部を移し、修道団として現在も活動中。8軍団(母国語で)に構成され,騎士の資格は、父方・母方それぞれ4代遡って貴族であること、‘青い血‘を持っていることが条件でした。

【青い血】王族や貴族の血統のことを英語で「blue blood:青い血」といい、高貴な人たちは労働をしないので日焼けしていなく、血管が青く透けて見えたことからだそうです。

 

夜のイポトン道り

世界三大騎士団は、

【テンプル騎士団:正式名称は(キリストと、ソロモン神殿の貧しき戦友たち)1119年創設(第一回十字軍の終了後)

【ドイツ騎士団:ローマ・カトリック教会の公認した騎士修道会の一つ、正式名称は(ドイツ人の聖母マリア騎士修道会)聖地パレスチナに巡礼するキリスト教信者を護衛する為に設立され、正式名称は【ドイツ人の聖母マリア騎士修道会】と言われ、チュートン騎士として知られています。

【ヨハネ騎士団】

現在も日本との国交は無いのですが騎士団は【国土亡き国家】としてパリに本部を持ち、40カ国と外交関係を持っているそうです。

  

 各騎士団の国旗、(下)各騎士団の紋章

イポトンの街を巡ったあの日の写真をみていると、なんだかすごく平和だった気がしています。

 ウクライナ&ロシア、イスラエル&ハマス、ガザetc.、、、世界は昔も今も変わっていませんね。宗教、人種、格差、、、すっかり変わってしまった世界、誰もが平和を願っているのに。

【おっかー!もしかしたら戦前に(昭和18)生まれて、戦後を生きて、また戦争の中で亡くなっていくのかもよ】と真顔の息子の言葉が何故か噓とも思えない昨今です。

 

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