1ヶ月弱の休息から

病院に戻り




また化学療法が再開しようとしていた。




久しぶりだから、あまり副作用もなければいいな。



そう思いながら、1ヶ月過ごす
部屋へ。



看護婦さんに、連れられて来た部屋は



二人部屋。



すでに、おばあちゃんがいたので、挨拶をしたけど、反応がない。



ん?気づかなかったかな?



私は窓際のほうになった。
これから抗がん剤で、前みたいにトイレはないし


気分悪くなったら、どうしよう。


自分のことしか考えてなかった。



おばあちゃんは、私が一時退院中に入院してきたらしい。


毎日決まった時間に、血糖値を測っていて


血小板輸血のときは、決まって寝ている人だった。


夜中三回はトイレの介助が必要で


おばあちゃんは一人では歩けなかった。




そんなおばあちゃんが、ある日些細な事で起こった。


男性の看護師にぶちギレた。



ナースコールで駆けつけた、通称ニーチャン。



なんで、アンタがきたんや、アンタのことは呼んでないわ。


2回目、ニーチャンがまた駆けつける



またアンタきたんか!しつこいんや!



流石に聞いていた私も切れたかったが


若い新人のナースがおばあちゃんにしっかり説明した。


Nさん、あのにいちゃんは悪い人じゃないで、優しい方のにいちゃんやで。



なんて冷静に、わかりやすく説明していた。

私だったら、キレまくって説明していただろう。



彼女をみて、どんな状況でも、優しく説明する。




その後、にーちゃんにもその話をして
彼女しっかりしてると伝えるように言っておいた。


それからたった8日間だったが、ばあちゃんは私に助けを求めたり、私はふりかけをあげたり


それなりに親しくなった。




そのあと、初めて同じ病気の人と同じ部屋になった。


3日ほどだったが、一緒に悩みを打ち明けあった。


その後もさらに5日だけ一緒のおばちゃんと、眠れない夜を一緒に過ごした。



早く元気になって、お寿司とか食べたいね。


美味しいものいっぱい食べたいね。




そんな話をした、5日間。



その後は、脳の手術をしたおばあちゃんで
意識がなく、2日ほどで部屋が変わった。



それから更に後に来たおばあちゃんは1日だけの関わりで、ICUに行ったおばあちゃんがいた。



ちなみに、退院したのは最初のおばあちゃん、二番目のおばちゃんは移植して私より先に退院、更に後のおばちゃんも元気に退院した。

ICUに行ったおばちゃんは変わらずいまも入院しているらしい。



その出会いの中で、初めて副作用無く治療が終わった。



が、しかし数日後、初めて感染症が起きるとは夢にも思ってなかった。


続く。



入れ替わり立ち代り皆退院していきまして、孤独を感じた時もありました。


次回、初めて感染症になってしまいます。