こんばんわErrorです。
ノートパソコンの充電器がいかれたので、
今後更新低下かもです;;
非常に痛いです。個人的にも。
では、残量もやばいので早速投下
オレは特別な力を持っている人間じゃない。人と違った部分も無い。
敢えて挙げるならば、名前が厨二くさいといったところだ。
そんなオレが、今目撃しているのは―――
「魔法、使い…だと?」
時に落ち着けオレ。
この現代科学が進歩している昨今に、
魔法使いなんていう中世ヨーロッパの人間のような考えはやめるんだ。
そう必死に伝えているのだが、
だとした今目の前の状況が理解できないのだ。
今もオレの目で見えている光景は、
誰かが手をかざした瞬間、雷撃や炎がとびだし、相手に襲い掛かる。
といったまるでファンタジー世界のような光景なのだ。
そもそもオレは夜遅くなってしまった学校帰り、
近道しようとわき道に逸れてそこにあった公園を通り過ぎようとした。
その時公園からとてつもなく眩しい光を感じたので見てみると
こういう光景が見えた、というわけだ。
ここまで読んだ人は思っただろう。
電撃や炎が飛び交ってるなら、
幾らなんでもそこらの人が気づくだろう、と。
オレもそう思ったさ。
だが何故か知らないがここら一帯は人の気配すらしない。
確かに表通りに直接面しているとは言いがたいのだが、
それにしては不似合いな大きな公園で、
まだ夜も始まったばかり。
まだ一人や二人は居てもおかしくは無いのだが。
ん?これが噂に聞く人払いの結界って奴か?…んなアホな。
「夢…?それにしちゃー長すぎる。
でも現実とも思いたくねぇ…ア、アハハ…」
乾いた笑いを浮かべながら、
この場からとりあえず去ろうとしたオレは振り返った。その時―――
「え?!き、君!!危ないっ!!」
女の叫び声が聞こえる。
オレは何事と思い、後ろを振り返った。
「―――ッ!!」
その瞬間、オレの目前には衝撃弾が迫ってきていた。