命の紙片
炉に投げた人形
白昼夢をみた夜に
ホントとウソの区別はつかず
へこんだ部屋にはただ一人
咎なくて死す
塵と誇りと
倫理と論理と理論
濡れ衣は晴れない
瑠璃色空はいつのまにか
堕ちてしまったんだから
湧き水のような涙
海中の水時計
夜霧に汽笛を鳴らす船
足りている存在
零下の温度計
その人は中にいた
月と太陽と
眠気と色気とかわいげと
何もない理由付け
雷鳴鳴るが知らないうちに
無意味へと変わっていく
海
イルカ
ノーマル
檻の中
釘と杭と
野心家のエゴ
まるで死んだ後
権力のみ
不明瞭
恋故意
笑顔
敵
甘い水底
避けきった氷水
切り口は鮮やかな赤
夢と現の回帰点
目で見たものを区別しないで
見えないものを見ようとする
知っている道理
冤罪と免罪と
瞳と独りと一つずつ
もう尽きた最終章
先頭切って切り札切り
全て元々無いくせに
ん。