ご訪問ありがとうございます。
前回の記事では、小学校でのドリームマップの感想を紹介しました。
今回は、その時描いた夢を紹介しますね。
子どもたちの夢は、今、頑張ているスポーツや好きな事、
興味のあることを将来に繋げて考えます。
また、親や周りの人の楽しんでいる仕事を自分もしたいと言う子もいます。
素敵だなと思った話が、
「元気あふれる介護施設に勤める介護士」
と夢に描いた女の子。
お母さんが、介護士だそうです。
そのお母さんが今度、施設で、エレキテル連合の「いいじゃぁないのぉ~」を披露するらしく、
家で練習してるとか。
本当に楽しそうに話してくれました。
お母さんが、毎日楽しくお仕事していて、
家でも仕事中の話を良くするんでしょうね。
だから、働くことは、「元気で楽しい」と信じれるんですね。
それから、どんな大人になりたいかなかなか描けない子もいます。
そんな時は、何度か声がけします。
少しずつ、どんな大人かイメージが出来るようになり、
「みんなを笑顔にする仕事」と描きました。
実施前にこんなことを先生と打ち合わせで話会ってます。
「職業は特定できなくてもよい」
「どんな大人になりたいかが決まればよい」
ということ。
職業を決めるときに、何でもよいから今だけ取りあえず描いておくという子もいます。
そうなると何のためのドリームマップ授業?となるので、
事前に学校側の授業に期待すること等を、打ち合わせをするのです。
私は自由が好きだから、
「世界中の森や林を旅する旅人」になるって子もいました。
なんだかほのぼのします。
じーっと写真を見ている子を見た私は
「わぁ~この子、絶対ワクワクしてるんやろな~」って思い、少し話しかけてみる。
「山中教授のような研究者」になり山中教授と一緒に研究したいとのことでした。
それで、写真を眺めていたってわけね
みんなから、パソコン博士と言われていた男の子は
「便利な電化製品を作るAPPLE会社の社員」になるのが夢。
そんな彼にはパソコンの写真がない。
私たちドリマ先生は、彼のためにパソコンの写真を探します。
取りあえず何枚か探した中から選びドリームマップ貼っていく。
ウサちゃん先生が更に見つけたiPhoneの写真が、
彼の心にスイッチを入れたようです。どんどんご機嫌になっていきました。

・背負いで大活躍する柔道選手
・お客さんを絶対に幸せにするブライダルコーディネーター
・世界中の人の役に立てる医師
・何でも直せる修理屋
・お店に来てくれた人が絶対に笑顔で帰ってもらうデザイナーで美容師
・人の役に立てて笑顔に出来る出来る幼稚園の先生か、看護師さん
・いい家造ろう建築士
・みんなが笑顔になる犬と遊べる雑貨屋さん
・犬が100匹いて猫と触れ合えるペットショップ
・女の人を笑顔に出来る雑誌のモデル
・大きな舞台に立つシンガーソングライター
・みんなを笑顔に出来る美容師
一日かけて、自分を見つめるドリームマップ授業。
自分を好きになるワーク、ドリームマップ作成、発表、振り返りとかなりハードです。
ですが、子どもたち皆が達成感を経験できるというのは、
自信に繋がるようですね。
いつも、子どもたちが描いたドリームマップを、一枚一枚写真を撮らせてもらいます。
「なんで写真撮るの?」とたくさんの子どもたちが、聞いてきます。
私「みんな大人になったら、夢叶えるからさ、楽しみやん~、皆が大人になるの楽しみにしとるでな~。この写真は、えりぃさんの宝物なんやに~」
というと、なんだか嬉しそうに「へえ~、そうなん~」なんて返事をしてくれます。
ドリームマップにビビッと心に響いたかたは、
全国の将来ある子どもたちの夢の一歩をぜひ応援して頂きたいです