包帯で、微かに右上が隠れた右目の視界に、四月一日はひまわりちゃんを捉えて、愕然とした表情を浮かべ。
どうしたの、と問われても、いや……なんでも……、と言い止し、そして。


――気付かなかった頃には、もう戻れない――


四月一日が、ひまわりちゃんに、


こんな事言ったら怒るかもしれない
言う必要のない事なんだけど
でも、それを隠したままじゃひまわりちゃんに……嘘ついたままになっちゃうと思う


と前置きして。


なぁに?


と問うひまわりちゃんに、言葉を続けて。


……ひまわりちゃんに会った後とかに、ほんとに、時々だけど……


良くない事が起こった?
今日もあたしが肩を叩いたから
その肩が触れた窓硝子が外れてそのまま落ちた


遮って、ひまわりちゃんは四月一日に言います。


それは……ひまわりちゃんに……関係あるのかな


そして、そう尋ねた四月一日に、ひまわりちゃんは。


やっと気付いた?


――そう、満面の笑みで。
そうとしか、表現し様のない表情で。
ある意味、残酷にも。
そう、告げました。


いつ、言ってくるかんって思ってたけど
随分かかったね


そして、今まで自分に関わった人達に起こった不幸を話し始めて。
――そして、自分は、自分を産みだした両親以外の全ての他人を不幸にする、と、神社の神主に告げられた、と、四月一日に告白した。


四月一日君、いつ気付くかなって思ってたの


と、未だ笑顔のまま話し続けるひまわりちゃん。


じゃ、四月一日君お大事にね
今までお弁当有難う
凄く美味しかったよ
さよなら。


……やっぱり余り切り良くないですがもう何処で切ったら良いのやら全く解らんので取り敢えず切ります。