本当に久しぶりの更新になってしまいました。一年以上も開くなんて私も考えてすらいませんでした。非常に申し訳ないです。

 色々ハマったことはあったり、書いてみたり、していたことはあったのですが、それをサイトに載せるとなると余力がなくて出来ていませんでした。
 今後も、正直に言って、定期的な更新は無理です。それに、いつ創作する気になってものを書くのかもわかりません。だけれど、創作したいという気持ちはなくならないと思うから、だから、このサイトは残しておこうと定期的にメンテナンスをしています。

 そういうサイトですが、もしも足を運んでくれる人がいるのなら、本当にありがたいことですし、これからもゆるく応援していただけたらと思います。
 久々に更新しました。お久しぶりです。いやはやすみません。消失同盟( ttp://trick.kill.jp/union/kie.htm )にそろそろ入ろうと思っています。

 バレンタインの季節外れ臭がヤヴァイ。

 このサイトは、一ヶ月ログインしないとアカウント停止になるので、一ヶ月以上更新が無くても、サイトがある以上は、生きていて、いつか更新しようという意志があると言う事です。閉鎖する時はそういう風に書くので、ご安心を。

 色々あってオーストラリアにいたんですが、オーストラリアからも更新するはずが、更新しようとすると文字化けすると言う謎のトラブルに見舞われ、更新意欲が萎えたため、一年間更新停止! と思っていたんですけども、わけあって日本に帰って来たので、更新再開しました。

 創作ペースがガン落ちしていて、連載の書きかけとか一年前に書きかけて止まってるものとかを続けると、なんかおかしなことになりそうだなあとか色々思いつつ困っているので、お茶を濁すべく、本のレビューとかゲームのレビューとかを始めようか悩んだり悩まなかったりしています。

 ちなみに最近遊んでいるフリーゲームは、モノクロオムヘヴン。
 シェアだと、ときめきメモリアルGS2(DS)と、パソコンだったら、R18で銀の冠碧の涙。ときメモはまだ途中だけど、銀の~はフルコンプしました。銀の~はアロマリエなのでちょっと期待してたんだけど、うーん。と言う感じ。でもまあ、前作も少ないボリュームの中で要点はそこそこ抑えたところが上手いシナリオだったので、良かったんじゃないかしら。
 モノクロオムもまだ終わってません。やっとハッピーエンド1が見終わったところ。

 ときメモは二次創作をサイトにのっけるか別枠で何か作るか悩んでいます。ナマモノR18やるなら、別サイト作るし、作って放置して消したけど、二次元は悩む……。あんまり力をいれて創作する気はないんだけども、別サイトを作る場合は絶対に携帯向けのサーバーを使うって決めてるので、作風変えて只管エロとか出来るし、それもそれで勉強になったりするし楽しいんだよなーと思いつつ、新しくサイトを作るほど創作するかと言うと微妙なので悩んでいます。難しい。

 そんなこんなで、あんまり間が空かないうちに次の更新をしたいと思いますと意気込みだけ語って終わる。
バービー

 手首を切るのは、死にたいからでも注目されたいからでもなくて、ただ顔に当てたカッターの刃を動かすことがいつだって出来ないから、そのまま刃を降ろせば左手に当たる、ただそれだけのこと。
「触らないでよ、気持ち悪いなっ」
 抱きしめようと手を伸ばしてきた彼の手を振り払った。嫌悪感がまっすぐに乗った声で、突き放す。庇うように自分の肩を自分で抱けば、彼の部屋が歪んで、回って、立っていられなくなった。何もかもが気持ち悪かった。ブルーのベッド、男くさい匂い、大きなパソコン、バーボンのボトル。ぐちゃぐちゃになった世界に、低い男物の声が入り込む。どうして、とか、何があったんだ、とか、どうせそんなことに決まってた。別に何もないのに、どうして学習しないんだろう。苛立ちが勝って、座り込んだまま棚の上に飾ってるサボテンに手を伸ばした。次の瞬間、割れた音が聞こえて、彼がさっき居た場所から移動しているのが見えた。ああ自分がそれを投げて彼が避けたんだと他人事のように自分のどこかが思う。これは一体何度目なんだろう。自分でも手をつけられなくなって、感情が大きくなって、何もかも壊したくなる。
「何よ、その目。愛想尽きたでしょ。別れたいなら、別れたいって言えば? いつまでも執着しちゃってバカみたい」
 何も言わない彼を見ていられなくなって、だから実際、彼がどんな顔をしてるのかわからない。怒ってるに決まってる。そんなことない。いつだって彼は許してくれて、でももういい加減うんざりしてるはずで、ああわからない、サボテンを投げたのが自分じゃなくて彼だったらそれを顔でキャッチしたのに。出来ないって知ってる、手で受け止めて、また手が血だらけになるだけだ。
「別れたいなんて思ってないよ。話が聞きたいから、そっちに行っても良いかな?」
 彼の声が震えていた。頭がぐちゃぐちゃして吐きそうになる。ねずみ色のカーペットを見つめたまま動かないで居ると、彼が一歩一歩、近づいてくる。床に差す影でわかった。これじゃあ狂人みたいだ。頭がおかしいと思ってるに違いない。怖いって思ってるに違いない。私だって自分が怖いのに、怖くないはずない。どうしたらいいのかわからない、わからない。あの言葉を聞けばまた戻れるのはわかってる。何も考えなくなれる。何も。それで? それでまた、手首の傷が消えそうになるころ、また同じことを繰り返すんだろうか。もう何度同じ事を繰り返したかわからない。回を重ねるたび、衝動が強くなっていくのがわかった。前は物を投げたりなんかしなかった。
「不安にさせてごめんね」
 目の前まできた彼は、しゃがみこんで私の顔を覗き込もうとする。何のことを言ってるのかわからない。喋らせなければ良いのだと思う。これ以上ひどくなる前に、自分で抑えなければいけないとわかってる。このまま放っておいて、いっそ別れるといってくれたらどんなに楽か。
「愛してるよ。可愛くて、綺麗で、みんなキミのことを好きなんだ。最高の彼女だよ」
 笑いがこみ上げそうになる。何を言っているんだろう。この男は、女が泣いたとき、彼女がいかに可愛いかを説けば済むと思っているのかと毎度おかしくなる。でも私は笑わない。笑えない。のど元までこみ上げる笑いが心の中に沈んでいって、それが吐き気と一緒に去っていく。
「ごめんなさい、酷い事言ってごめんなさい」
 不安になって、顔を上げれば、彼が目を細めてううんと笑う。彼の目に映った女の悲痛な顔が笑顔に変わる。
 ああ、さっきまで何を考えていたんだっけ。こんなに大好きな彼に酷い事をするなんて頭がどうかしてた。お片づけしなきゃねと笑えば、彼もいいよ僕がやるからと笑った。