我が家では地方の美しい桜を泊まりがけで見に行くのが、春の恒例行事となっている。
昨年の記事はコチラ↓
但し、私が勤めている会社は概ね1ヶ月前に申請しないと休暇がとれない。
これは日本の桜を愛する私にとって大変苦戦を強いられることとなる。
花の咲く時期はそれまでの気候により毎年変動しており、例年の傾向や開花予想などで見頃を見極めて宿を取らねばならず、見極めを誤れば見頃を逃すことになるからだ。
今年は長野県飯田市の桜に決め、休暇を申請し宿を予約したのは3月初旬のことだった。
4月中旬から4月末あたりが見頃の桜を見に行く予定にしていた。
しかし、今年は見事に開花予想を裏切り4月初旬には見頃を迎え、中旬にはお目当ての桜も含め全滅となった。
😢
転んでもただでは起きないネコさんぽ(=゚ω゚=)
目的地を飯田市にしたのは他にも理由があった。
飯田市のお隣の阿智村(あちむら)には”日本一の花桃の里”があり、春になると桃源郷が出現するという。
桜のついでに見に行くつもりだったが、今回は”花桃(はなもも)”をメインに見に行くことになった。
ただ、桜と同様に早咲きとなり終わってしまう懸念もあった。
🚙…
4月21日(金)、朝6時前に自宅を出発。
圏央道→中央道を経て、まずは駒ヶ根ICで降りた。
駒ケ根にも”花桃スポット”があるとのことで”中沢の花桃”に立ち寄った。
ここには専用の観光駐車場こそ無いが穴場的な”花桃スポット”らしい。
しかし、残念ながら既に花は散り果て、新緑に代わっていた。
先行きが危ぶまれる。
空は晴れているが暗雲がたちこめていた。
とりあえず、残雪の中央アルプスに慰められ”中沢の新緑”を後にした。
🚙…
再び中央道で南下して飯田山本ICで高速を降りた。
そこからは一般道で阿智村を目指す。
くねくねと峠道を10分くらい走ると渋滞が始まった。
渋滞になって5分ほど進むとカーブの向こうに桃源郷が広がっていた。
二人とも思わずアレが漏れた。
「おーーーーっ、スゴ!」
(アレじゃなくて声でしょ…💦)
そこには”ヘブン(heaven)”があった。
だが最初の駐車場🅿️は満車だった。
”ヘブン”を横目にノロノロと車を進めて行くと5分ほどで次の駐車場🅿️に着いたがまたもや満車。
早く”ヘブン”を堪能したくて仕方がなかったが、逸る気持ちを抑えてアレを握っていた。
(アレじゃなくてハンドルでしょ…💦)
3ヶ所目の駐車場🅿️でようやく駐車することができた。
到着したのは10時半くらい。
早起き夫婦は既に腹ペコだ。
会場には売店エリアがあり、お店もたくさん出ている。
花より団子🍡
とりいそぎ早めのランチをいただく。
「山菜そば」×2と「天ぷら盛り」×1をオーダー。
駅そば風だが山菜がたくさん入っており、天ぷらもサクサクだ。
天カスは入れ放題だが控えめにしといた。
🌸
”花桃の里”のメインスポットは”月川温泉郷エリア”なのだが、先に、事前に調べておいたスペシャルGスポットを…。
違う…💦
事前に調べておいたスペシャルビュースポットを目指す。
スペシャルなビュースポットは売店エリアから徒歩10分ほどの崖の上で、上り坂は舗装路だが少々キツい。
スペシャルGスポットからの絶景
(ビュースポットです…💦)
まるで夢の中で見るような風景。
花桃に囲まれている建物は月川温泉の宿、熊野の庄”月川(げっせん)”
本当に”天国”のようだ。
一人、また一人と、三途の川を渡って行く。
(違う違う…💦)
🌸
坂道を下り一旦、売店エリアに戻る。
売店エリアから先ほど車で上がってきた道路を徒歩で下っていく。
駐車場へ向かう車で渋滞の列が続く。
花桃の時期だけ一方通行となり、パイロンで歩行者通路を確保している。
道中で満車だった最初の駐車場🅿に行くとそこにはやはり”ヘブン”があった。
どこから見ても美しいヘブン。
ヘブンだらけで”ヘブン地獄”だ。
(表現がややこしい…💦)
来た道を戻る。
白にピンクの差し色が可憐だ。
赤い花桃と滝
🌸
売店エリアに戻り、ワーター(water)を買いゴクゴクと音を鳴らして飲んだ。
この日の最高気温は28℃だったらしい💦
鯉のぼりと花桃(と観光客💦)
メインエリアの月川温泉郷。
左手後方にある建物が月川温泉熊野の庄”月川(げっせん)”。
”月川”の上に見える崖の上の道路が先ほどのGスポットだ
。
(ビュースポットね…💦)
どこを切り取っても絵になる。
[ちょっとだけ動画]
風が吹くと花びらが舞う。
やはりここは”ヘブン”だ。
”中沢の花桃”が”中沢の新緑”に代わり果てていたこともあり、どうなることかと心配していたが阿智村の花桃は満開。
感動もひとしおである。
🌸
阿智村「花桃の里」
駐車場(約3000台)
🚙:1000円
🏍️: 500円
(※夜は無料)
<注意!!>
阿智村には「ヘブンスそのはら」という富士見台高原へ行くロープウェイがあるが、私が連呼する”ヘブン”とは無関係なので間違いの無いよう注意願う。
🌸
一旦、阿智村を離れチェックインのため宿に向かった。
後編へつづく