8月12日~14日、新潟にお盆帰省した。

昨年の7月に母が84歳で他界し、今年は初盆である。
(新盆とも言う)

葬儀に始まり、四十九日、一周忌など慌ただしい1年だったが、ようやく一段落ついた。
法事については長男の兄が取り仕切ったので私は大したことはしていないのだが…。

とりあえず心の区切りがついた気がする。

ちなみに父は私が11歳の時に病気で既に他界している。

さて
妻も一緒に来てくれたので、ネコさんぽ家にいてもつまらないだろうとランチに誘った。

藤沢の自宅にいる時は誘っても興味がなければ断られるが、さすがに夫の実家では時間の経過が遅く感じるらしく、即答で行くことになった。


新潟市も連日暑い日が続いていた。

やって来たのは新潟市中心部から車で1時間弱の角田浜地区にあるワイナリー。

このワイナリーにレストランが併設されている。

 

私には到底似合わないが今回はフレンチをいただいた。
ハレンチではなくフレンチなのでお間違いなく…💦
(ハレンチのフルコース…ってコラコラ💦)

 

カーブドッチ ガーデンレストラン。


営業時刻の11時半に入店。
並ぶことはなかったが人気のお店なので予約した方が無難だ。

 

お手軽なランチコースを注文した。
おそらくは予約なしでいただけるのはこのお手軽なランチコースのみだ。


”選べるランチ”とのことで、前菜メイン料理デザートが選べる。

 

店内の雰囲気は田舎風のチャペルといった感じで気軽に入れる教会を思わせる。

左肩に妖精が…

囚人服姿のオバ…オネイサン風の妖精だ。

何かの暗示だろうか…💦

(ただの”消し忘れ”だよ💦)

 

予約席には食器類が準備されている。

 


前菜の前に前付け(さきつけ)的な料理が出される。
「地元西蒲原の畑から」という野菜の盛り合わせだ。

 

食事の途中でさりげなくパンを置いて行く。

パンも美味しい。

 

そしてタイミングを合わせるかのように前菜が運ばれてきた。

「テット・ド・コション パートフィロ包み焼きイチジクとルッコラのサラダ」
長すぎる名前に注文はカミカミだった(笑)



豚のホホ肉を春巻きのような皮で包んで焼いてある。
ナイフを入れるとザクッと包みが崩れ柔らかい肉が現れる。

 

窓の外にはブドウ畑。



そしてメイン料理が運ばれてきた。
「越後もち豚スペアリブの黒こしょう焼き」

骨付きでボリュームがあり、フレンチにしては少々大きすぎる気もするが…。

 


お肉はとても柔らかく、黒胡椒のスパイシーさと甘めのソースの味付けがミックスされてより濃厚でコクのある旨さである。

最後はデザート

「ココナッツのブランマンジェ スイカのスープ仕立て」

甘さ控えめのスイカのスープと一緒にスプーンですくい、唇をすぼめて”トゥルルン”と吸い込んだ。

ババロアのようにぷるるんとした食感でココナッツ風味が鼻孔をくすぐる。

店内の雰囲気とコース料理で、少し贅沢な時間を過ごさせていただいた。
これで2,500円(税別)はとってもリーズナブル。

食後は隣接するワインショップでお土産に白ワインとシャンパンを購入した。

 

少し庭園を散歩した。

 

 

外はまだまだ太陽が眩しかった。

雲の形が面白い。

 

すぐ横にブドウ畑が広がる。

 

[カーブドッチ ワイナリー]

 

そして、
出掛けたついでに”も近くにあるとのことで少し回り道した。

 

到着して展望台に登ってみる。


 

ちょっと怖い即席展望台の階段。

 

障害物も無く眺めは素晴らしい。


 

んー?


 

何だろう?

 

図柄解説


「令和」だった💦
富士山から日の出も描かれているらしい。

 

[田んぼアート動画]

 

 

 

展望台を高くするか、アート作品を小さくするか、改善を望む💦

ただ、展望台からの眺めは気分を爽快にさせた。

緑の大地と青い空。

 

飛行機雲が平凡な風景にちょっとした演出を加える。

風が稲穂を揺らしながら吹き抜けて行く。


7月に行った”小浜島”を少し思い出した。



実家に戻り夕食の時にシャンパンで乾杯し故人を迎えた。

少し贅沢なシャンパンは、あっと言う間にみんなの胃袋で”水泡”に帰したのは言うまでもない💦
(シャンパンだけに…)

 

風呂上がりに懐かしいアイスをいただく。

新潟名物「もも太郎」

イチゴ味のかき氷をギュッと固めたモノで、おそらく”ガリガリ君”より古い歴史があると思われる。

 

 



   *

翌日、兄に見送られ実家を後にした。

北陸自動車道から関越自動車道に乗り継いで、越後川口ICで高速を降りた。

のどかな風景を1時間20分ほど走ると津南町のひまわり畑に到着。

 


地域住民で盛り上げるローカルな雰囲気だが、高原に咲き誇るひまわりはとても明るく美しかった。

 

 

展望台にはこんな物も(笑)

 

ひまわりは気持ちを明るくしてくれる。

 

シャイな人間にもポーズを決めて自撮りさせてしまう力がある。

ただし、Tシャツの色は完全に失敗だ💦

どうか(同化)してるぜ(笑)


今年はもう終わりだが来年もここにひまわりが咲き誇るだろう。

ひまわりの迷路もあるので家族連れにお勧めだ。

(こちらは出口だった💦)

 

ひまわり迷路から”ひまわり目線”で展望台を見る。

 

[ひまわり迷路動画]

 

 

 

 

30分ほど滞在し帰路についた。

塩沢石打SAのスマートETCから関越自動車道に入る。
赤城高原SAで昼食をとり、腹ごしらえ。
東京に近づくにつれて車の数が増えてくる。
ひまわりも真っ盛りだが”渋滞”も真っ盛りなお盆であった。


おわり