7月25日 木曜日

5時半くらいに起床。

まだ腰の痛みが少し残っている。

朝風呂に入って湯治する💦
(ジジイかっ💦)
ジジイだわよ。


朝食は7時半から。

残念ながら生卵は無いが珍しく”とろろ”ついていてちょっと嬉しい朝ごはん。

 


この日は9時に出発予定だが早めにチェックアウトして、外のシャワーでバイクの汚れを落とした。

この宿は海岸の近くなので海帰りの人&ペット用に外シャワーが設置されていた。
ただし、シャワーホースが短く、片面を洗車したのちバイクを反転させてもう片面を洗車する。
朝から結構な重労働で既に汗だくになってしまった。滝汗

   *

9時20分に宿を出発。

 

南紀白浜ICから紀勢自動車道に入り本州最南端を目指す。

紀勢自動車道は無料の高速道路で大変お得で便利である。

通称”お得自動車道”と命名した。

(いや、勝手に?💦 しかも、ひねり無し💦)

 

だがしかし、まだすべての道路は開通していない💦

すさみ南ICで降りる。

 

海岸線をゆったりのんびり走る。

 

海岸線のんびり動画

 

 

白浜の宿から約1時間20分ほどで潮岬へ到着。

バイクはどこに停める?

 

車で来た場合は駐車場に車を停め駐車料を払って徒歩で灯台に向かうが、バイクは灯台のすぐそばまで行けるようだ。

ただし駐輪スペースは確保されていない💦

 

仕方ないので遊歩道の脇に停めさせてもらったが、歩行者の邪魔にならないよう駐車場に停めた方が無難だ。

 


潮岬灯台に到着。
灯台敷地の入り口で入灯料200円を納めて敷地内に入る。



灯台の入り口は歴史を感じるたたずまい。

 

狭い螺旋階段を登り最上階へ行く。


灯台内はエアコンなど無いので汗だくで階段を登る。

螺旋階段を登りきると今度は超狭い梯子のような急階段。
急階段は2ヶ所あり一方は登り専用、他方は下り専用だ。

うっちさんの体格では途中で引っ掛かってしまいそうなくらい狭い💦

 

這い上がるように登り最上階に到着。

う>「おおお~気持ちいい~」

しばし、しゃがんで風に涼みながら休むうっちさん


最上階は外の踊り場に出る細い出入り口が、円筒の灯台内の対面に2ヶ所解放されており、さわやかな風がビュービューと吹き抜けていた。

外に出ると人間の視野角度以上のオーシャンビュー。

(わかりにくいよっ💦)

青い海と空が眩しい。
(人間の視野角度は180~200°)

水平線を眺めるとわずかに円弧状に見えて地球がまーるいことが認識できる。

 

たそがれるダンディうっち

頭髪がコケコッコーみたいで変だけど(笑)


紀伊半島の突端、本州の最南端を堪能した。

 

余談だが
どこどこの最南端とか、”端”という文字に憧れを抱くライダーは少なくない。
本能なのか、なぜか行きたくなるのだ(笑)

(そのほか、”○○最高地点”とかね…)


灯台を降りるとすぐお隣に資料館がある。

館内に展示されている本物の灯台のレンズ。

写真では伝わらないと思うが、思いの外デカい。
このまま宇宙に行けそうな雰囲気を醸し出す(笑)

 

館内の片隅に来場者ノート的な物があったので足跡あしあとを残してきた。


灯台の勉強をしたあとは、そそくさと撤収する。


お次はすぐそこまでお散歩ツーリング。

潮岬灯台から15分ほどで道の駅「くしもと橋杭岩」に到着。

橋杭岩。

こういう幅のある風景を残す時に、超広角レンズのアクションカメラが役に立つ。

(スマフォアプリを使いこなせない50代の寂しい男💦)


10年くらい前か、もっと前だったかに一度来たことがあるが、当時道の駅は無かった。

 

橋杭岩を間近で鑑賞できる。



バイクと橋杭岩📷



うっちさんとネコさんぽ📷

うっちさん、何気に毛髪が黒くてうらやましい。


ここでは休憩せず次のポイントへ向かう。

橋杭岩からナビにまかせて50分ほど走ると住宅街に到着。
「あで?ここどこ?」


Googleマップ上ではこのすぐ近くに目的地の赤いポイントがあるが…。

どうやらGoogleさんにやられたようだ。

目的地は距離的には、確かにここからが一番近いようだが、登り口はもう少し先のようである。

ようやく駐車場を発見しバイクを停める。

 

 

橋を渡ると鳥居が現れた。

いきなり険しい予感。

ここから少し登る。

う>「あで、なんか急なんですけど~」

斜度は40°くらいありそうで、足を踏み外したら下まで転落してお陀仏だ💦

股間がキュートになる。

もとい

股間がキューッとなる。(確かにキュートではあるが…💦)


これは参道ですか?いえ、登参道(とざんどう)です。(笑)


う>「ひえ~」
うっちさんの悲鳴が参道に響き渡る。
想像以上に険しい参道である。

登り始めて30分ほどかけ、ようやく平らな場所に辿りついた。

手水で清めて本殿を目指す。

ここに来て、後から来た会社員風の若者3人に追い越され仕方なく参拝を譲ってやった💦
ワイシャツにスラックスに革靴とはこれいかに…。

ここでふと、ドラマ水戸黄門の主題歌を思い出す。
「🎵あーとから来ーたぁのーに、追ーい越ーさーれー」
「🎵待つのが嫌なら、さーあ歩ー毛ぇー」

ちなみに歌のタイトルは「あゝ人毛に涙あり」である。
違う💦
「あゝ人生に涙あり」である。
(モウじゃなかった💦)

若者3人が去り、我々も参拝。

 

まだチョットだけ登る💦

 

風がとても気持ち良い。

この風毛ぇ…
いや、この風景が見たかった。

[神倉神社]
(駐車場あり、無料)

注意!
神倉神社の参道はほぼ登山なので中途半端な気持ちと靴で登ってはいけない。


汗が引かず二人とも帰り際に手水鉢の清水で顔を洗ったのは言うまでもない。
(※手水鉢の横から溢れているお水があり、それを手ですくって顔を洗いました。)

さて、12時をとっくに過ぎていたが、まずはバイクにお昼ごはん。
そして我々もお昼ごはんである。

まぐろのお店に入った寿司
ここでステキな出会いがあった。

注文を聞きに来た店員のオネイサンが…
なんと、

あの、


N◯Kの朝ドラ主演の、


◯瀬◯◯にそっくりーラブ

オネイサンが料理を運んできた時に思わず逝ってしまった。
(逝ってどうする💦)

ネ>「◯瀬◯◯に似てるって言われたりしませんか?」
オネ>「あ、はい言われます~ラブラブ
笑顔がなんともプリティおねがい
あまりの可愛さにオジサンこれ以上言葉が出なくなったよ。

うっちさんに
ネ>「めっちゃ似ているよね」
と同意を求めると
う>「◯瀬◯◯って誰だっけ?」
おーーーーーい💦
まあテレビ見ない人なんで許す。

 


美味しい生まぐろ定食をいただき、店を後にした。

 


お店に迷惑がかかるといけないので店名は忘れたことにする。

さて
お次はメジャースポットの熊野本宮大社へGO!

 

新宮市から約40分で到着する。

駐車場は無料。

杉並木の参道を歩き、階段を上ると拝殿がある。

 

階段を登るうっちさん、の足。

 

この門の先は神聖な場所のため撮影禁止だ18禁

(いや、絵文字間違っているから‥💦)


--ここからは音だけで表現する。--

(文字だけどね💦)

「ザッザッザッザッ…」
「チャリン」コインたち
「ガランガラン」ベル
「スー、スー」
「パンパン」拍手
「スー」

ここはスタンダードな二礼二拍手一礼である。

ちなみに”スー”はお辞儀で服が擦れる音だ。

 

これを5回繰り返し門を出た。
想定外のお社(やしろ)五つ。
途中で賽銭が足りなくなり、1円玉でお願いした。

売店で黒い物体を購入。

キョエちゃんではない(笑)
ぼーっと生きてますけど…💦


やたがらすのおみくじである。

陶器のやたがらすの中におみくじが入っている。

おみくじは境内に結んできた。
キョエちゃんはお持ち帰りした。
(やたがらすです💦)

 

八咫風鈴。

 

風もなく静かに回っていた💦


下界に降りたあと、外の売店でソフトなクリームうんちをいただき次の目的地へ出発。

(ソフトクリームでよかろ💦、それと絵文字間違ってるから‥💦)

国道311号線を熊野市方面に行き、途中から県道780号に入る。

クネクネの急な上り坂を上っていくと目的地に到着した。

舗装された駐車場にバイクを停める。

 

自然な地形に形を合わせるように造成された田んぼ。

 

 

日本の美しい風景である。

[丸山千枚田]
(無料駐車場あり)

 

30分ほど写真を撮りながらほっつき歩く。

今にも転がってきそうな大きな岩。

 

うっちさんはお腹の調子がイマイチでトイレTime。トイレ

 

スッキリしたところで宿に向けて出発した。

 

道幅の狭い”酷道”を下り国道311へ。

 

国道311号で熊野市街に入り、そこから熊野灘を右手に見ながら国道42号線を走る。

 

大泊の熊野大泊ICから”熊野尾鷲道路”を利用し尾鷲市街まで行き、尾鷲南ICで一旦、国道42号線に降りる。

高速道路断絶区間の一つである。

 

そしてまた尾鷲北ICから紀勢自動車道に入る。 

 紀勢自動車道は紀伊長島IC以南は無料区間であり、大変お得だ。

やはりここも”お得自動車道”である。

途中、紀北PAで休憩。
お腹が空いてきたが、レストランは既に閉店していた。
空腹と疲れで二人ともグッタリゲロー
水分補給のみ行い、仕方なく重い腰をあげて出発する。

勢和多気JCTで伊勢自動車道に入り伊勢西ICで高速を降りた。

伊勢西ICから街中を走り10分ほどで宿に到着した。


[丸二ホテル伊勢]

どこかの空港にありそうな近代的な建物。

(※画像はホームページよりお借りした。)

地下駐車場がありライダーにお勧めだ。

チェックインして各自部屋で少し休んでから外食に出る。
ホテルから徒歩5分の”汚い食堂”に入った。

こういう汚い店が以外に旨かったりするのだ。

”きたなシュラン”かもしれない。


餃子、野菜炒め、小ライスを注文。

うっちさんは塩味の五目ラーメンとお茶漬けと餃子を注文。

 

まずはビールで喉を潤す。

餃子は小振りで一皿で8個ほど。


スースー感のある香味野菜が入っており、若干癖がある。
野菜炒めは、見た目・味、共に特徴は無い。
”きたなシュラン”を期待したがココははずれのようだ。


ただし、美味しかった物もあった。
うっちさんの注文した”塩味の五目ラーメン”だ。
実際にはうっちさんの飲み残しスープのみをいただいたのだが、コクのあるあっさり塩味がクセになる逸品だった。
私が「このスープ旨い!」と言うと店主から「醤油味も美味しいですよ」と勧められたが、胃袋は特徴の無い料理とビールでイッパイだったため丁重にお断りした💦

”きたなシュラン”もどきのお店から徒歩約6分のファミマに立ち寄り、ミネラルウォーターなどを買いホテルの部屋に戻った。

シャワーを浴びた後ベッドに横になりテレビを見ていたら、いつの間にか熟睡してしまった。


つづく