7月24日 水曜日
朝5時半に起床。
朝のお勤めに参加するため、早めに起床した。
お勤めと言っても旅先でのアルバイトではない。
長谷寺本堂で行われる勤行(ごんぎょう)に参加するのだ。
部屋からの眺望。
少々小腹が空いたので昨晩食べ残した茶菓子を手に取った。
硬い瓦せんべいであるが…。
湿気っててグンニャリ(笑)
ソフトビニールでできたオモチャのようだった。
このソフト食感はクセになりそうである💦
着替えて宿を出発。
前夜の雨が空気を涼しくしたおかげで朝の境内は清々しい。
ゆっくり歩いて5分ほど石段を登ると山門が現れる。
その山門からは屋根付きの登り回廊となっており、精巧に作られた回廊はとても美しい。
少々お腹周りが成長してきたようだ…💦
399段の階段を登り切ると本堂に到達する。
勤行に参加せずとも一見の価値はある。
本堂受付で参拝料500円を納め、本堂の礼堂(らいどう)に案内される。
この時点で煩悩だらけのオジサン2人は汗まみれ💦
正座が難しい私は失礼ながらあぐらをかかせてもらう。
開始時刻の6時半前に僧侶らが十数名ほど集まり、定刻になると早朝の静寂を打ち破るように勤行が始まる。
僧侶たちの声を張り上げ唄うようなリズミカルな読経に圧倒されながらも、手渡された経典に目を這わせて文字を追いかける。
30分ほどで勤行が終わるとご住職から寺の概要などの説明を受け、解散となる。
礼堂(らいどう)
あぐら座から立ち上がる時に「アウッ…💦」と変な声を漏らしながら腰に電気が走った。
(他のモノは漏らしていないのでご安心いただきたい)
とりあえず痛みをこらえながら要所の写真を撮り下山した。
(写真は撮るのね…💦)
山腹に立つ本堂からの眺めはなかなかの絶景。
緑の中に五重塔が顔を出す。
長谷寺では一年中勤行体験ができるので是非体験をお勧めする。
[大和長谷寺 朝の勤行]
4月1日~9月30日(夏時間:毎朝午前6時30分~)
10月1日~3月31日(冬時間:毎朝午前7時~)
※1月1日はやってない。
本堂脇には下山道もあるが、再び回廊を通って下山した。
山門から参道側の風景。
宿に戻ると朝食が準備されていたが、下山でもだいぶ汗をかいたのでお風呂に入りたい旨申し出ると、快く風呂の準備をしてくれた。
早々にお風呂をいただき食堂へ急いだ。
朝のお勤めのおかげで腹ペコだった。
宿でいただくご飯は本当にうまい。
お櫃のご飯を二人で平らげたのは言うまでもない💦
お腹は満腹だが、腰の方はイマイチである。
とりあえず難はあるが歩行はできる。
軽めのギックリさんのようだ。
そして出発まで各自の部屋でくつろぐ。
つづく