先週の土曜日に秋田の両親が東京に住む親戚を連れて我が家へやって来た。
親戚の娘さんが鎌倉の小町通りを歩きたいと言う。
10年ほど前に一度会ったきりだったが、ちゃんと覚えていてくれたようだ。
挨拶もそこそこに、両親、親戚の母と娘、妻と私の6人で江ノ電に揺られて鎌倉へ。
鎌倉で当日ランチするにはかなりの”待ち”を覚悟するか、早めにお店に入るかを選択する必要がある。
我が家は後者の”早めにお店に入る派”だ。
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11時過ぎに鎌倉に到着し、我が家オススメのお店に向かった。
まだ開店前だった。
(11時半から営業)
とりあえず商店街をぶらぶらして時間をつぶす。
11時29分に再びお店を訪れたが、まだ暖簾も無い。
しかたなく店の前から確認の電話をすると、今から開けると言う。
(せっかちな客と思われただろうか・・)
ここへは数年ぶりの来店でお好み焼きも久しぶりである。
とりあえずお好み焼き3枚を注文。
ひっくり返すのは面子からして、どう見ても私の仕事である。
とりあえず3枚全て成功した!
正直、緊張の一瞬だ。
アツアツのお好み焼きを皆でハフハフするもの楽しい。
この日はお好み焼きの他に”とうふ焼き”なる物を注文した。
想像するにお豆腐を醤油タレで焼くだけ(豆腐ステーキ)のイメージ。
自分でもできそうだが女将さんが焼いてくれるらしいので、しばし見物する。
材料は、豆腐・モヤシ・きざみネギ・卵と特製のタレ。
モヤシとネギと豆腐を別々に炒め、豆腐にタレをかけて味をしみ込ませる。
(地元鎌倉の豆腐屋に作らせた特注の豆腐を使っている)
焼きながら豆腐をヘラで”半分の半分の半分”みたいに切り分け、断面も焼いて全面にタレを絡める。
ネギを乗せて完成!
味がしみており香ばしくてなかなか美味しい。
ほぼ最初のイメージ通り・・・。
と思いきや、女将が卵を取り出す。
(そう言えばココまで卵を使ってなかった)
鉄板に卵を割り、ヘラで黄身と白身をかき混ぜて薄く延ばす。
いったい何が始まるのかと皆、興味深々である。
薄焼き玉子に”焼いた豆腐”を乗せたかと思うと、なんとクルクルと巻き始めた。
「ほー、ほー」と驚きの声を連発しながら見守る。
2品目完成である!
先ほどの焼き豆腐を玉子で優しく包んだ逸品。
まろやかな玉子の風味が口に広がり、豆腐の香ばしさとあいまって、上品な味わいである。
女将さんのパフォーマンスと見た目の美しさ、そして上品な味は、一つの芸術であり、皆に感動を与えた。
トイレへ通じる廊下も情緒がある。
(暖簾がかかっているところがトイレ)
庭園の池には鯉が泳ぐ。
なかなか贅沢な時間を満喫した。
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ランチの後は小町通りをぶらぶらし、鶴岡八幡宮でお参り。
休日には度々神前結婚式が行われる。
この日も3組ほど見た。
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当日はあいにくの雨だったが、両親と親戚の親子も大変満足な様子だった。
もてなす側としても満足してもらえてとても嬉しかった。
天候はイマイチだったが”晴れ晴れ”とした気分で家路につくことができたとさ。
めでたしめでたし。
最後に
お父さん、お母さん、ごちそうさまでした。
(ちゃっかり奢ってもらっちゃうネコさんぽ)
おわり
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お好み焼き「津久井(つくい)」
鎌倉市御成町11-7
営業時間:11:30~14:30、17:00~21:00(月~金)
11:30~21:00(土・日・祝日)
11:30~21:00(土・日・祝日)
駐車場 :なし
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