何しろ、6年前の初診時から「癌の自覚症状」というものは皆無なので、診察のたびに

「いかがですか?」

と聞かれても


「…はぁ 」(???) 


と、しか言えない。

なんなら、治療薬を使わなければ調子良いです👍と言いたいところだった。

一方で、心配されていた骨髄抑制を示すような血液データはでないで済んでいた。


オプチーボは、従来の抗がん剤とは全く機序が違う。

今までの薬で一番厄介だった抹消神経障害は基本的にはないはず。

なので安心して使える反面、甲状腺機能障害とか糖代謝異常とか、間質性肺炎とか、自己免疫疾患のようなことが起こりやすい。

と、思っていたら今まで5年間ずっと大丈夫だったのに骨髄抑制を疑わせるデータが出てしまった。

従来型の抗がん剤なら投与中止になるレベルだ。


???


オプチーボってそんなに骨髄抑制注意だっけ??

そういう印象はない、とみんなが口を揃えてなかったっけ?

主治医も、代診の先生も、薬剤師も看護師も

「どう解釈すれば良いかわからない」と…


結局、7/9と7/23には好中球を増やすG-CSFを打ちながらの投薬を受けた。

熱もでないし、どこも痛くないし、痒いのは指の間の汗疹(?)くらい←皮膚科で真菌症でないことは確認済み😅


貧血は1回の輸血でビックリするくらい改善して、ケモを続けてた頃のHb8とか7とかという定常状態よりずっとましなHb9を越えている。


調子は良いし、気になっていた下血が治療開始した途端ピタッと止まった。

ストーマから常時出ていたコアグラも💩に紛れて確認できない程度に激減。貼り替えの時、どこか傷つけた?という程度に血が滲む程度になった。


「なので効いてると期待して、続けたいです」


と言い続けている。


先生は、曖昧に笑顔を見せるだけだったが…

8/7の検査結果で好中球が1600まで改善し、白血球も増えてきたのを確認すると

「良いですね」と言って下さった。

そして、4月くらいから13を超えて爆上がり傾向のCEAが正常範囲の5.0まで下がっているので「これは多分効いてます」と…


良かった。

8/26に予定している夫の白内障のオペ中はバックアップ入院できそうだ…!

夫が普通に体のメンテナンスができれば、9月は無事だろう。

このまま治療が続けられたら、今年のクリスマスは迎えられるかも⁈


現金なもので、部屋を片付ける意欲が湧いてきた。

治療するのは、生き延びて「するはずだったアレやコレや」を「する」ためだ。

治らなくても、現状の色々できる状態を1日でも続けられたら良い。


8/8の琵琶湖花火をベランダから見て、

8/10-12に帰省する息子と孫に会えれば…

ひとまず良し👍