お久しぶりです!

最近、研修が忙しくてなかなか執筆できずに申し訳ない……。

時間がないというより、精神的余裕が少ないといった感じですかね。

これからスローペースで投稿していこうかなと。

 

まあそれはともかく本題行きますか(笑)

 

本ブログはネタバレありですので、未プレイの方はブラウザバック推奨です。詳しくは#1参照

あと、#4-1の続きなのでそっちを先に読みましょう。リンク貼ったるわ!(偉い)

 

 

振り返り感想の第4作目は『9-nine-』です。前回残した後半パートを早速振り返っていきましょうか!

 

9-nine-              ぱれっと

全体:84点

シナリオ:A キャラ:A 曲:S BGM:S ボリューム:A (C~S)

 

面白いやん!

前半部分は結構酷評しましたけど、意外にも後半は良い出来でした。

ゴーストちゃんが仲間になったり、希亜が可愛かったりと嬉しさ満点です。

一方で、なんとなく感覚がズレているなあと感じる部分もあったり無かったり。

まあ、そこらへんも解説して、いくぞ!デッデッデデデデ……カーン!!

 

攻略順は前回書いた通り、都→天→春風→希亜→新章となっています。

今回は春風√から一緒に振り返っていきましょー!

 

 

 

 

春風√(アバンタイトル)

 

リグ・ヴェーダとバチバチした翌日、石化事件の犯人を捜そうという所からスタート。

まずは思想がこっち寄りの春風を引き抜くために、リグ・ヴェーダに潜入します。潜入好きすぎひん?

そのためにも春風と恋人のフリをすることに。(ベタ展開)

なんか、親友ポジの与一とゴーストって顔似てね??

とか言ってたら、与一が真のリーダー兼石化事件の犯人でした(笑)。ゴーストは能力で作られた与一の幻体です。

そしてボコされる翔様御一行。

その後春風が翔を慰めていると、スティグマを浮かべた沙月先生(親戚)の姿が……。

 

 

 

 

 

 

 

急展開に次ぐ急展開。なかなかいい引きですねぇ~。

OPは言わずと知れた神曲、「ハルトキ」です。

曲がいいだけでちょっと面白く感じるのずるいなぁ。

と言いたいところだが、普通にこの√が面白いのでは??

まあ、与一が犯人だということは天√の最後で匂わせてたし、そもそもよくある展開なのでまずまずかな。

でも沙月先生の参入はかなり意外でワクワクが止まらん!

 

 

 

 

 

春風√(~END)

 

沙月先生は神社の娘ということで、千年前に世界を救ったイーリスという神が降りてきたらしい。

イーリス曰く、ソフィが実は極悪なのでこっそり与一のアーティファクトを渡してほしいとのこと。

そのために翔はイーリスからアンブロシアを受け取ります。

どっちを信じるのか迷っていた翔ですが、与一と密会するソフィを発見してイーリスを信じることに。

結果を言うと翔達は騙されており、力を持ったイーリスに全員殺されBADENDです。

 

仲間を殺された怒りから、記憶を引き継ぎ時を戻せる力に目覚めてリスタート。

今度はソフィと結託し、イーリスを討ち取りに行きます。

2割くらいの力しか出せない相手に苦戦しつつも、ここで助っ人登場です!

うーん、王道展開は最高ですなあ。

善戦したものの、与一はやられてしまい退場。

その代わりに幻体を作る能力と魔眼の能力をもらって決戦です。

死に戻りでゴリゴリ押しつぶしたり、イーリスに本気を出されたり、春風が弱気を克服して力を開花させたり、最後は勝ってHAPPY END(適当)。

この後、恋愛パートが続くのですが、ここでは割愛しますよ。

そんなこんなで√の最後にソフィから話しかけられます。

翔の力は死に戻りではなく、ゲートを開くというもの。

物語に登場する8人は時間逆行の力を持っていません。

では誰が時間を巻き戻したのか。

そう、9人目の能力者。通称「ナイン」とは我々プレイヤーだったのです

 

 

 

 

 

 

 

ここで突然、イーリスに勝った後の文章を抜粋させていただきます。

 

「夜中とはいえ街中だから、そんなに星は見えないけれど。

なんだか、今日の夜空は。

いつもより、綺麗だった。」

 

良くね!?この良さわかる??

よくある表現やろと思ったそこの君、甘い!!

この文は口語なので翔の心の声でしょうね。

通常ありえん所に句読点が打たれているのだが、この句点読点が一つずつというバランス感。

このアンバランスとバランスが勝利後の興奮、疲労、達成感を醸し出します。

ぶっ倒れながら勝利を噛み締める。こんな経験したことある??ないでしょ??

だからこそエロゲなんだよ!!!わかったか!(本作はギャルゲ)

 

まあ、お話自体の感想を書きますか。

割とよくまとまってたと思うぞい。

メイン終わらせてから、恋愛の話になるのも筆者好み。

恋愛パートはどうかと言うとこれまた面白い。

もうキャラゲー作れば?てか「ぱれっと」ってキャラゲーの会社か。
 

 

 

 

 

 

 

希亜√(アバンタイトル)

 

なんか僕たちの能力は重要らしいんで、頑張ってイーリス倒すぞー、おー!!

どうやらイーリスを完全に倒すには希亜の能力が必要らしい。

てなわけでやってみたら、希亜が殺すのをチキっちゃうみたい。

じゃあ、それを解決しましょうね。というお話。(ベタ展開)

ということで出会いからやり直したところでOP突入です。

 

 

 

 

 

 

なんだか今までと比べてOPに入るの早いな?

まあ、神OPを早くに聴けたからいいか。

この作業をさせることで自由度が高そうに見せかけて、実は選択肢が存在していない茶番好きです。

それにしても、プレイヤー自身がここまでストーリーに介入する作品は今まで見たことないかもしれない。

ギミックとしては面白いけど、ぶっちゃけ満足度に直結するほどの重要性は見出せないかな。

でも、この延長線上に新たなエロゲのスタイルがあってもおかしくないんだわ。

オープンワールドのエロゲとかもうありそうだけど、これをもう一捻りさせたらどうですかね?

誰か、お金いっぱい持っている人作ってや!!

 

 

 

 

希亜√(~END)

 

ついでに誰も死なないように立ち回りたいということで、与一に釘を刺しときます。

しかし、案の定イーリスに感づかれてしまい、ちょっかいをかけられてしまいます。

二兎を追うものは一兎をも得ずって言葉があるんやで??

まあ、そんなこんなで与一を除いた8人でイーリスをぶっ倒してEDに突入でござる。

 

……ここから先が「本番」なのだが、ネタバレ激しくなるから記載は控えようかしら。

プレイ時間的にはここまでで希亜√の半分くらいかな。

「本番」は相当力入っているから、ぜひプレイするんやで。

 

 

 

感想だけザッと書くと、よくできた√だと誉めてやろうかな。

ボリュームは少し多めだけど、力作なのでそんなに気にならなかったです。

お話自体も若干複雑でしたが、こちらも突っ掛かるほどではないです。

 

個人的なこと言うと、やっぱりバトル物は肌に合わないかなぁ。

大体主人公がぬるい考えしているので、なんだかモヤモヤが残るんですよね。

まあ、本作に関しては本筋が普通に面白かったのであまり文句ないかな。

ラストも綺麗に締めくくったしね。

(なんか新章が追加されていたような……)

 

 

 

新章√

 

本作から新たに書き下ろされたパートです。

本筋終了後に、都√を救済しようというお話なんだが、

THE・蛇足!!!

面白いわけでもなく、シリアスなわけでもなく、なんだこれ。

本編でやり切った達成感的なものを感じさせてから、この落差。

なーーんか感覚ずれてるんだよなあ、ここの会社。

 

 

 

 

 

まとめ

 

さすがに後半は面白かったと言わざるを得ないかな。

そんでもって前回も言った通り、キャラは可愛く、システムも良い。

OPは神曲だらけで文句のつけようがないですね。

BGMも相当良くできている方かと。

希亜√は確実に人気なんだろうけど、個人的には春風√を推したいなぁ。

かなり筆者の好みに寄った√だったのでね。ゴーストが可愛いし。

 

 

あと、ちょくちょく言ってるんだけど、なんか感覚ズレてるのが気になるなあ。

√毎の販売なのに、最初の都√がつまらなかったり。

完全に蛇足の新章を出してみたり。

ちょっと考えれば、どのような構成だと売れるのかわかりそうなものだが。

まあ、何か考えがあってのことかもしれないので、わからんけどさ。

 

 

「ぱれっと」はこれからキャラゲー路線に戻るのか、シナリオを求めていくのかが見所です。

シナリオを求めるならライターさんにもっと頑張ってもらうしかないわね^ ^