テーマ   <今日の松華版>・書作品  『千ゞに乱れる』                                                       読者は何が根底にあるか、お解りだろうか?作者;大江千里の和歌、「月見れば/千ゞにものこそ/悲しけれ/我が身一つの秋にはあらねど」、この歌を意識しての試作である。実は昨日、文字数の多い作品に取り組んでいたが、公開するに耐えうるそれに至らず、作品を換えた。これは、二~三枚以内だったと思う。「千」の第二画をもっと長くすれば良かったかなぁ、の反省は残るが、最初の一枚目がそのように書いたことでGOサインに至った。読めなくては何にもならないが、読めるだろうの判断で決着。