昨日は私の誕生日でした。 | えろびブログ ~ 素人Inkscapeマンガ ~

昨日は私の誕生日でした。

新テーマ「つぶやき」を追加しました。
しばらくマンガは描けないかも…。すみません。)m(_ _)m


昨日は私のウン十ウン回目の誕生日でした。
シャア(機動戦士ガンダム)と同じ日、キムタクとも近い日付で、親・近・感ドキドキ

そんな「誕生日が嬉しい年でもね~だろー」的な年齢の私に、
小学1年生の愛息は、2つもプレゼントをくれました。

1つ目は、慌ただしい朝の準備の時でした。

うっかり電気を点けたまま、リビングで一夜を明かしてしまった私は、
顔にクッションの跡が付いているのも気づかず、
慌てて息子を起こしに行きました。

息子(と私)の寝室で、私は、驚愕の光景を目にしたのです。

小便まみれの寝具セット

”これでもかっ!”…という位の、大量失禁。
被害レベルMax、布団上下、息子の衣服共にビッショビショです。

「朝から素敵なプレゼント、ありがとうドキドキ

私は、息子が生まれてきてくれたことに感謝の念を覚えながら、
ヤツを風呂場に叩き込みました。


そして、2つ目のプレゼントは、学校で作ってきてくれました。
帰宅後、息子が、
「ママ~。ハイ、コレドキドキ
…と、少し照れくさそうにビニール袋を渡してくれたのです。

「えっ!なになに??」

息子は、今朝、今日が母親の誕生日だということを知りました。
子供なりに、日頃の感謝を込めて、なにか手作りしてきてくれたのでしょうか…?
私は、高鳴る胸を押さえながら、包みをそっと開けました。

ウ○チがべっとりついたおパンツ

やってくれました。

さすが、ダンナの血を色濃く受け継いだ息子です。
一日で、大と小の連続コンボをかませられるのは、
小学校広しといえども、我が愚息くらいでしょう。

…こんな事で、動揺してはいけません。
ヤツが学校でンコを漏らしたのは、今日が初めてではないのです。

”ツン”と鼻を突くにおいに、思わず目を閉じると、
息子との思い出が、走馬灯のようによみがえってきました…。

☆小さな体のくせに、物に登るのが大好きで、
 ショッピングカートごと商品陳列棚に突っ込んだこと…。

☆”あまりにもバカ”…という理由で、
 保育園を退園になった、あの寒い日…。

☆制服・ランドセルフル装着で、頭からドブ川に転落し、
 「歴史上、最もくさい入学式」にしてしまった、あの春の日…。

…思い出すと、目頭が熱くなってきます。
「生まれてきてくれて、本当に…本当にありがとう…。」
私は、パンツを洗う手に力を込めながら、
何度も何度も、そうつぶやきました……。


息子の就寝時間ギリギリまでTVに没頭し、
最後の5分で、息子を殴りつけながら宿題をやらせて寝室に放り込み、
やっと一人の時間ができたわ…と、安心したのもつかの間、
ダンナが帰って来ました

「誕生日給付金は?」

「まず『おかえり』が先でしょ!!」

私は、特に記念日とかにこだわるタイプではありません。
「誕生日だから」…と、夫が何かしてくれる事など、
ハナから期待していません。

ただ、うちのは、本当に気が利かない性格なので、
タイミングを見計らって、適宜シメておかなければなりません。

今朝は、会社に「誕生日関連の助成金制度」がないかどうかを、
ダンナに訊ねることで、ものすご~く遠まわしに、
今日が私の誕生日だということを、伝えておきました。

「で?」
努めて平静を装いながら、軽く左手を差し出してみると、

「ゴメン、店が全部閉まってた。」

時計を見ると、22時過ぎ。
田舎の商店街なら、詮無きことです。
(とは言え、県庁所在地なのですが…。)

誕生日にダンナの帰宅が遅いくらいで、
目尻をつり上げるような女じゃありません。

ダンナの無能っぷりをあざけるような女でもありません。

そう、全ては私が悪いのです。
あまりにもシャイで、控えめなお願いしかできなかった
私が…。(;_;)

「そう…。仕方ないわね…。」

(帰りにコンビニ寄って、○ーゲンダッツバニラくらい買えただろー!!)
…という言葉を飲み込んで、寂しそうに微笑む私

「明日!明日買ってくるから!!」

大きな体を震わせ、怯えた子ダヌキのような目をするダンナ

「駄目よ!明日じゃ、お金がもったいないでしょ!!」

そうなのです。不要な出費を良しとしない、倹約主婦の私。
たとえ「愛のプレゼント」といえども、時機を外せば「無駄金」なのです。

ウチは小遣い制でなく、「必要な時に必要なだけ渡す」制です。
 ダンナの財布のお金は、すなわち私のお金なのです。

『奮発できるのは、ムードがお金の価値を上回った時だけ』って、
いつも言ってるでしょ!?」

小首をかしげ、ペコちゃんのような表情で、軽くダンナにデコピンする私。

「イテッ!!」

…ちょっと照準がずれました。
ダンナの左目のまわりが、タヌキのように腫れてしまいました。
お茶目な私。テヘッドキドキ

「なんだよ、もう…。」

片目を押さえつつ、ブツブツ言いながら、
夕食の冷めたレトルトハンバーグを口に運ぶ夫。

それを暖かい眼差しで見つめながら、そっと小腹に手をやる私。

グウゥ…。

…いえ、期待していた訳ではないんです。
ただちょっと、何か甘いものが口に入る予定だったのですが…。

どんな物かは分かりません。でも、たぶん、
ケーキげた物とか、プリンのような味がする物とかが…。

だから、夕食も、少し軽めにして、
腹9.8分目しか食べなかったのです…。

……いいんです。こんな事はよくあります。
人生、なにかを期待しすぎてはいけないんです。

ちょっと寂しいような虚しさを感じて、窓の外に目をやると、
早くもクリスマスのライトアップを施した家が見えました。

「…あーいうのって、何のためにやってるのかしらねー。」

カーテンを広げ、ダンナにキラキラのお家を見せる私。

節約主婦の私にとって、家の外に豪華なデコレーションをすることは、理解不能です。
一体、いくら電気代がかかってるんだろう…?

「う~ん、…防犯のため?

チキンハンバーグ(3個で198円)を3口で平らげ、
ちゃっかり自分用に買って帰ったノンアルコールビールを飲むダンナ。
ダンナは肝臓をいわしてます。

「家を飾ってたら、みんな外からでも見るじゃん。
…そしたら、泥棒も入りにくい、と。」

「こんな人通りのない住宅街で!?」

驚いて外の家を見直すと、チカチカ…と、無数のペッパーライトが、
赤や黄色にまたたいています。
見ていると、なんだか無性に腹が立ってきました。

「どーせなら、電光掲示板で、メッセージもつければいいのに。
”メリークリト○ス”とか。」

「おいおい…。ラブホじゃねーんだから。」

「で、近所から苦情が来たら、
『あっすみません、間違えました!直しときますねードキドキ
とか言って、今度は”ハッピークリ○にしちゃう。
しかも、”の所だけ、の三色で目立たせてさー。」

「…………。」

返事がないので、振り返ってみると、
ダンナは、食後のポテチを夢中でむさぼっていました。

ハアァ…。

情けなくて、涙が出ます。
こうして、年に一度のマイバースデーの夜が
更けていったのでした…。


今日は何だか切なくて、ブログ を描く気がしませんでした…。


(おしまい)


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新ブログ萌える?インクスケープ!(Inkscape)
鋭意(?)執筆中です!

  萌える?インクスケープ!(Inkscape)

「お前は”萌え”を理解しとらん!」
「これは”萌え”ではなく、ただの安っぽい”エロ”だ!」

…などなど、大絶賛の声(byダンナ)があがってますドキドキ
是非、遊びにきてくださいね!!≧(´▽`)≦
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