「ベルナルダンさん、素敵なブローチまでありがとうございました♡」
「こちらこそ受け取ってくれてありがとう〜。そういえば、今日から住む家は決まってるの?特に決まってなければ僕の家にゴニョニョ…」
「久しぶりに実家に帰ろう思っています。結婚式までの少しの間、家族水入らずの時間を過ごせたらいいなって」
「そ、そうだよね〜!家まで送るよマリリンちゃん」
いきなりお家に帰ったらみんなはびっくりするでしょうか?でもきっと、変わらない笑顔で迎えてくれるはずです。
そして、私にはもう一人挨拶するべき人がいます。
「こんばんは。お邪魔してもよろしいですか?」
「はいどうぞ、いらっしゃい。ベルナルダンから話は聞いてるよ」

ベルナルダンさんのお父様のアリツさん。今はお母様を亡くされて一人で暮らしているそうです。
「ベルナルダンは末っ子でね、昔からのんびりしてる性格だから少し心配していたんだけれども、君のような素敵な人と結婚すると聞いて本当にうれしかったよ」
「そんなっ…私の方こそベルナルダンさんのような素敵な方と結婚出来るなんて光栄ですっ///」
「ふふ…ありがとうマリリンさん。これからもベルナルダンのことをよろしくね」
「っはい!お義父さま」
ベルナルダンさんのご実家に挨拶に行くのは緊張したけど、とても優しい方で本当によかったです。

「知ってるかい?君の曾お祖母さんと僕の祖父は兄弟だったんだ」
「えっ!そうなんですか!?」
「君のご実家が山岳兵のべドフォード家の出だと聞いてまさかと思って少し調べてみたんだけどね…ふふ、びっくりするねぇ。あ、どうぞ座って座って。積もる話もあるんだ」
「私も色々聞かせて頂きたいですっお義父さまっ」
10代目ミリちゃんというパワフルガールがおりまして、その弟のレオの子孫がベルナルダンさんだったのです^^13代目ともなると遠い親戚がいっぱい(笑)
https://ameblo.jp/ernrernr/entry-12240485416.html
振り返ってみるとベルナルダンさんは褐色肌にアッシュの髪で顔もレオと瓜二つ!
振り返ってみるとベルナルダンさんは褐色肌にアッシュの髪で顔もレオと瓜二つ!

「ママも結婚式の前日はこんな感じでした?」そわそわ
「ん〜?どうだったかしら。昔のことすぎて忘れちゃったわ」
「ふふっ(マリッジブルーになってたなんて言えないもんな)」
「なによマルティン。今笑った??」
「いや?なんにも?♡」

「まーまー、独身最後の日なんだから楽しく過ごそうよ♪ベルナルダンくんと独身最後のデートにでも行ってきたらどうだ?」
コンコン───。
「こんにちは。マリリンちゃんいらっしゃいますか?」
「ほら、噂をすれば王子様の登場だ」パチ☆
(娘にウインク…相変わらずキザねー!さすが元チャラ奏士)
「明日から僕達は夫婦になるんだね」
「はい♡同じお家に帰って、朝一緒に起きて夜も一緒に寝て…これからずっと一緒なんですね…」
「「・・・・♡♡♡」」

「それじゃあ明日はここ、神殿で待ち合わせだね」
「私達の出会った場所ですね♡」
「うん♡僕達の出会ったこの場所で、明日誓いを立てよう!」
「はいっベルナルダンさん!♡」
ベルナルダンさんに送ってもらって家に着くと、まだ灯りがついていた。
「おかえりマリリン」
「ただいま帰りました。ごめんなさい、外で話していたから起こしちゃいましたか?」
「ううん。マリリンにおかえりって言うのもこれが最後かなって思って帰りを待ってたの」
「ママっ……マリリンはもうこの家に帰ってきちゃっちゃいけませんかぁ??泣」ぶわっ
「あーちがうの、そういう訳じゃなくてね。ごめんねマリリン泣かないの」
「ぐすっ…わかってます。マリリンが明日お嫁に行くからですよね、ぐすっ…」
「ふふっ。マリリン、少しだけママと話さない?」
ママは私の背中をさすりながら椅子に座らせてくれた。
ママの前では『マリリン』呼びになってしまうかわいいマリリン(*´`)

「マリリンにはちゃんと話したことなかったと思うけど、実はマルティンは奏士だったのよ」
「え!?パパが!??あ…小さい頃にそんなこと聞いたような聞いてないような…」
この間のお義父さまの話しといいびっくりすることばかりです!
「アタシと結婚する前に少しの期間だったみたいだけどね。マルティンとはアタシの成人式の日に出会ったから、その時はまだ奏士をやっていたの。顔がろくに見えない奏士の制服を着ていきなり声をかけて来て、最初はなにコイツって思ったわ。まさか、この人と将来結婚することになるなんてあの時の私は思ってもみなかったでしょうね」
「っ」
「そんなマルティンのことを知ってか知らずか、アナタは学校に通い出すと奏女を志すようになって、その夢を叶えると奏士をやってるベルナルダンくんと恋に落ちて…マリリンを見ているとああやっぱり血は争えないなって、私達の娘なんだなって思うの」
パパはかつて奏士をやっていた。そして奏士をやっていたパパと出会って二人は結婚した。その娘である私はパパと同じように神職の道に進み、ママと同じように奏士をやっていたベルナルダンさんと出会って明日結婚をする。
今まで何度か思っていたけど、これは運命だったのだと確信に変わる。
「つまり、なにが言いたかったかというとね……アタシとマルティンのところに生まれてきてくれてありがとう。幸せになるのよ、マリリン」
「っ!!ママっ……!私の方こそありがとうございますっ…!!」
「も〜泣かないでマリリン…ってアタシまでなんだか泣けてきちゃうわ…(自分の結婚式の日を思い出す…あの時も母さんが今のアタシみたいになぐさめてくれたっけ…)」
歴史は繰り返す、ですね(´;ω;`)

そして結婚式当日─────
「ベルナルダンくんに任せとけば大丈夫大丈夫♪」
「………」
パパが奏士をやっていたと聞いて、改めてじっと見てしまう。奏士をやっていたなんて今のパパからは想像出来ません。
「ん?どうしたマリリン??」
もしかしたら、パパが奏士をやっていたから私も奏士のベルナルダンさんに惹かれたのかもしれません。だって私はパパとママの娘なのだから…
「パパ…。パパとママの娘に生まれてこれてマリリンは幸せです。今までありがとうございました」
「っおいおい…泣かせるなよ〜!本番はこれからだぞーっハハハ…(危ない危ない!泣く一歩手前だったぞ!)」
「マリリン、マルティンをあんまり困らせちゃダメよ」
「ママ…」

「結婚がゴールじゃないのよ、スタートなの。気を抜かないように」
「は、はぃ…ママ…」
ママにしっかりと釘をさされて、現実に戻されました。でも、今日くらいは浮かれててもいいですよね…??♡♪
☆☆☆
無事にゴールイン!!リアルタイムで言うと出会いから一年くらいかかりましたね…^_^;
マルティンが奏士だったことは確かはっきりとは知らなかったマリリン。(中の人も曖昧)親子2代で神職ネタはいつか入れたかったので今回で出せてよかったです。ラヴと続いてマリリンまで奏士の彼と恋人になるとは私まで運命感じたよ。
中の人は歴史は繰り返す系が大好きなので、過去PC達も結構親世代と同じことしてたりする(^^)






