エルネア王国の日々 -35ページ目

エルネア王国の日々

ワールドネバーランド『エルネア王国』のプレイを元に書いています。
※現在プレイはストップ中



この間、お父ちゃんからバトンをもらったの。バトンっていっても目には見えないのよ!ふっしぎ〜!

オトナになったらわかるらしいんだけど、ラヴはもうオトナよ!ナトル学舎3年生だもん!♪

実は末っ子ラヴももう5歳。引き継ぎギリギリでした(汗)まさかエリー、それまで待っていてくれたの…(;_;)?



「あらラヴちゃんいい子ね〜♡お姉さんじゃない♪」

「ふふん♪だから言ってるでしょ?あたちはお姉さんだって!♪」



「ラヴ!あそぼーっ!今ドルム山でいむいむ石が大量発生チューだって!!」

「悪いわねティモシー。あたちはこれから学校に行かないといけないの」

「やだやだ〜!そうやっていつもボクのことおいてくー!!」

「うるさいわね!男の子ならビービー泣かないでよ!」

「うわーーん!!ラヴがいじめる〜〜!!」

「ふんっ」

ラヴちゃん、こんなかわいい見た目して実はこんな勝気な性格でした(笑)性格はアランチャひいばあちゃんとミリちゃん譲りです(笑)



「ナターシャ!用意する泥だんごはこれで足りる?」

「サンキューラヴ!これで男子たちと戦えるわ!」

「楽しみね〜!!あたちも協力するわ!♪」

同級生のナターシャちゃん!絆創膏がたまらんですな!この2人、学校でブイブイ言わしてるとかないとか…(笑)



「ねえナターシャ、ナターシャのお家って狭いのねー」←ラヴちゃん失礼ド直球(笑)

「そう?こっちじゃこれが普通よ。街は土地が高いって母さんが言ってた。ラヴんちはいーよね、広くておっきくて

「ふふん♪うちのお庭はドルム山だもーん♪」



「昨日うちのママが言ってたんたけど・・・」

「それホント?うちでは・・・」

「ねーねー、バグウェルごっこやってるんだけど混ざらない?人数が足りないの」

「なんだよベドフォード。ボク達はヒマじゃないんだ」

「アンタ達、それでも男?いっつもおしゃべりばっかしてて女の子みたーい」

「「グサっ」」

ラヴはきっと、ストレスを溜めないタイプです(笑)



「わたしっ、こんな楽しかったの生まれて初めてっ!今も胸がドキドキしてるわっ!誘ってくれてありがとう!ラヴちゃん!♡」

「ふふ!また一緒にあそぼーねー♪」

お嬢様だと思ってたクリステルちゃんが、話してみたら気の合うとってもいい子だった!今日からお友だちねっ!♪

「あっ!お父ちゃん!♡」

「ラヴ。今帰りか?いっぱい遊んできたなー、今日も泥んこだ」



「よ〜い・・・・」

「ラヴ、待って。今日は歩いて帰らないか?最近ゆっくり話が出来てなかったからね」

「?いーよー♡」

「さあ、お父ちゃんと手を繋いで」

「うんっ!!♡」

お父ちゃんの大きな手を、両手で掴む。見上げると、お父ちゃんがニコニコ笑ってる。

「聞いたぞ?またティモシーを泣かせたんだって?」

「うっ…泣かせてないよぅ…っティモシーが泣き虫なの!」

「ふふ、ベドフォード家は代々女性が強いからな〜」

「むぅ…。でも、男の子って女の子みたいよね!今日も学校でねっ、バグウェルごっこに誘ったのに、ずっとおしゃべりしてるの!だから、ラヴが言ってやったの!女の子みたいって!」ドヤッ

「アハハっ!本当にラヴはベドフォード家の女の子らしいな〜」

「あたち、街の男の子と結婚しなーい。お父ちゃんみたいな強くてカッコイイ戦士と結婚するの!」

「あれ、結婚はするんだ…てっきりお父ちゃんと結婚するって言うのかと……」

「だ、だってお父ちゃんが、女の子は結婚して家を出るっていうからっ。それにっ、お父ちゃんはお母ちゃんのだってお母ちゃんに言われてるしっ…」

「ふふっ…ごめんね、お父ちゃん意地悪した。幸せになるんだよ、ラヴ」

また見上げると、お父ちゃんが夕日と重なって見えた。時々、お父ちゃんはドルム山の神様なんじゃないかって思う時があるの。

「…お父ちゃん、やっぱりラヴは結婚しないわ。ずっとお父ちゃんのそばにいるっ」

そして、お父ちゃんは天に帰っていくの。最近そんな夢ばかり見る。

「…ありがとうラヴ。父ちゃんはずっとラヴのそばにいるよ」

ぎゅうっと手を握ると、お父ちゃんは立ち止まってラヴを抱きしめてくれた。



「お父ちゃん、お母ちゃん、おはよーっ♪♪」

「しっ。ラヴ静かにして…」

「えっ…??」

「…っ父さんと会えるのは、今日が最後よっ…。ラヴ、後悔のないようにね」

「っ・・・・」

最後って、なぁに??



「ねぇお母ちゃん…?お父ちゃん、遠くにいっちゃうの…??」

「ぐすっ…ごめんねラヴちゃん、こんなめそめそ泣いてちゃだめなのにっ…」

「ううんっ…」

「今日は、パパのそばにいてあげようね…いっぱい、パパとお話してあげて?」

お母ちゃん、泣いてた。いつもニコニコ笑ってるお母ちゃんが…。



「お父ちゃん…お水持ってきたよ」

「…ラヴか。ありがとう」



「ごめんな、心配かけて……」

「っ………」

ぎゅうっとスカートを握る。こんなお父ちゃん、見たくなかった。

(泣いちゃダメよ。泣いたら、お父ちゃんが悲しむ)

「ラヴ?泣いていいんだよ」

ほっぺたに、お父ちゃんの大きな手が触れる。

「ふぇっ……」

スイッチが入ったみたいに、涙がいっぱい溢れてきて止まらない。

「お父ちゃんっ、ごめんなさいっ…やっぱりラヴも泣き虫だったみたいっ…」

「いいんだよラヴ…。ラヴは女の子なんだから、悲しい時は泣いていいんだ」

お父ちゃんは悲しむどころか、微笑んでラヴの頭を撫でてくれる。

やっぱりお父ちゃんは天に帰っちゃうんだね。お父ちゃん、まだ行かないで。

「ラヴ、こっちへ来て。お父ちゃんと少し眠らないか?」

「ん…ぐすっ」



ベッドに寝転んで、お父ちゃんと手を繋ぐ。

「こうやってると思い出すな。まだラヴが赤ちゃんだった頃…。探索から疲れて帰ってきて、夜ラヴと一緒に寝るのが癒しだったな…お父ちゃんの指1本を小さな手いっぱいで掴んで……」

「だから言ったでしょ?ラヴはもうオトナだって」

「ハハ、ほんとだな…よくここまで大きくなったよ」

「…あたち、来年成人式だもん」

「そうか…来年成人か…」

「っでもお父ちゃん、離れてもラヴのそばにいてくれるんだよねっ??」

「っ。ああそうだ…父ちゃんは、ずっとラヴのそばにいる」

繋いだ温かいこの手を、一生忘れない───




☆☆☆
次回、エリーの最期です。。。
ラヴの初回でしたが、やっぱりこうなってしまいました。前半と後半の落差すごくてすみません。エリー、ギリギリまで待っていてくれたみたいです(泣)

悲しいスタートになりましたが、ラヴ編もよろしくお願いしますm(_ _)m