「ぐすっ…わたしっ、もっとおばあちゃまとお話したかったですぅ…」
「よしよし…おばあちゃんも同じ気持ちだったと思うわ。もう会うことは出来ないけど、マリリンのことをずっと見守ってくれているはずよ」
末っ子に引き継ぐと親世代のお別れが早いから悲しいなぁ…

そして、母さんに続くようにケリーおじさんも亡くなった。
アタシと同じ境遇で、成人してから山岳兵の家を出たケリーおじさん。早くに父さんを亡くしたアタシにとって、父の役割もしてくれた。
(結婚式当日の日、アタシの背中をおしてくれたことを忘れないわ。いつも明るくて一緒に遊んでくれたケリーおじさん。今までありがとう、ゆっくり休んでね)
ケリー(´;ㅿ;`)エリー編では、黙ってればいい男なひょうきん役を買って出てくれたケリー。エリーとの熱い男兄弟の絆、すごく好きだったよ。
ケリー、今までありがとう!!

お別れが続いて、子供達も堪えてるみたい。頼れる父さん達の世代はもういない。残された大人のアタシ達がしっかりしないとね。
「元気だして!二人とも!男の子でしょ!」
「ラヴ…」
「だって…」
「つべこべ言わない!返事は!?」
「「っは、はいっ!!」」ゴシゴシ
「よしっ(大丈夫。アナタ達のことは大人のアタシ達が守ってあげるから)」
母さん、ケリーおじさん。アタシ達のことは心配いらないわ。これからも、みんなで助け合って生きていく!

「パパっ、マリリンとっても楽しみです〜♪」
「ハハ、そうか〜♡おじいちゃん達も楽しみにしてるよ」
(あら、マルティンとマリリン。そういえばマルティンの実家に遊びに行くって言ってたわね)
二人の帰りを待っているつもりが、立て続けの葬儀に疲れたのか眠りについてしまった。

「ただいま帰りました〜♡あれ?パパっ、ママ、寝ちゃったみたいです!」
「そっか。それじゃあゆっくり寝かせてあげよう。さあママにおやすみ言って」
「はいっ♡ママおやすみなさい♡明日楽しみにしててくださいね〜♡」
「おやすみラヴ」
次の日、朝起きてダイニングに向かうと、なんとアタシの為に二人がケーキを作ってくれていたの!
「「お誕生日、おめでとう〜!♡」」
「そっか…今日はアタシの誕生日…」

「昨日家の実家のキッチンを借りてマリリンと一緒にパンケーキの練習してたんだ」
「なんだ…もう、昨日ずいぶん帰りが遅いと思ったら…」
「ママによろこんでもらいたくって、パパと一緒にがんばりました〜♡」
「も〜、マリリン〜っ♡♡」
「きゃあ♡ママっ、くすぐったいです〜!♡」
ソワソワ(次はオレの番かなっ♡)
「ねえママっ♡赤ちゃんは元気ですか?来年は四人でお祝いできますね〜っ♡」

「ありがとうマリリン♡きっと元気な赤ちゃんが生まれてくるわ♪マリリンはいいお姉ちゃんになるわね」
「マリリン、赤ちゃんといっぱいあそびます〜♡♪」
ソワソワ(まだかな♪)←かわいいマルティン(笑)

そして、出産日がやってきた。
マルティンはずっとそばにいてくれる。
「ラヴ、大丈夫だよ。オレがついてる、安心して」
「っ………」
意識が朦朧とするなか、改めてマルティンの頼もしさを感じる。

「まあ…マルティンそっくり」
「アハハッ、ほんとだ♡」
私達の二人目の赤ちゃんも女の子。マリリンが生まれた時よりもマルティンにそっくり!
「ラヴ、ありがとう。お疲れ様」
「ん……」
マルティンはアタシと赤ちゃんを優しく抱き寄せる。今は思いきり甘えたい気分。

「ママ〜♡ことしも一年ありがとうございました〜♡」
「マリリン……」ぎゅう
「ママっ?」
「こちらこそありがとうマリリン。来年もよろしくね」
時間が経つのは早くて、子供達はあっという間に大人になっていく。そして、やがて来る別れ・・・
(父さん、母さん・・・・)
一日一日を、大切に過ごしていこう。
ちょっぴりセンチメンタルなラヴなのでした。
☆☆☆
お久しぶりの更新になってしまいました・・・
滞ってるな〜(´;ω;`)



