【質問】ロースクールについて

ロー入試について

「阪神ローの合格には7科目どの程度の知識が必要？」

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「ロー既修入学当時の学力は？」

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「ロー入試はどの程度書ければ合格できる？」

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「ロー入試時の学部成績は？書類点で稼げる要素が無く不安」

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「京大ローの入試問題が難しいが，みんな現場思考で対処している？」

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「予備の刑法は解けるのにロー入試はどの罪責を検討するかで迷ってしまう…」

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「予備に受かった人が神戸ローに落ちたが，その原因として考えられるのは？」

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ロー入試以降について

「ロー入学までの間に何をしていた？」

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「ロー入試後，ロー入学までにしておくべきことは？」
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「ロー入学後は授業等で忙しくなる？」

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「ローの予復習と試験対策の両立のためにどうしていた？」

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「ローで自主ゼミは組んでいた？それは予備試験合格に役立った？」

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「ローで内職してた？」

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「ローでは基本書を買わないと成績を下げられる？」

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ロースクール入試については，それまで勉強方法をきちんと考えたことも勉強したことも無かったので，僕自身は本当に惨憺たる実績を残してしまいました。

なので，合格レベルがどうとか，どういう勉強をしていれば合格できるのかというのはハッキリとは分かりません。

ただ，本当に優秀な人はローを受験することなく予備抜けしていきますから，合格に必要な知識や思考力のレベルがめちゃくちゃ高いというわけではないと思います。

ちなみに，ロースクールの選球眼という話に難があるというのは珍しい話ではなく，旧司法試験とロースクールが併存していた時代からあったようです（司法試験情報局のエントリー「学校の勉強と試験勉強」の10番目のコメントには，旧司法試験の合格者をローが跳ね除けたという事例が紹介されています）。

ロースクールは予備試験と比較して時間とお金がかかる割に司法試験の合格率が予備より低いために，しばしばロースクール不要論が話題になったりします。

天邪鬼な僕は，あえて出身ローである神戸大学法科大学院の魅力・利点トップ3というのを挙げようと思います。

１位：真剣に司法試験合格を目指す人が集まっている

ロースクールでは（当たり前かもしれませんが）周りの人がみんな司法試験合格を目指しているので，いい加減な態度では居られません。勉強せざるを得ない状況に置かれるので，僕のような真剣に勉強をしてこなかった生来の怠け者でもそれなりに勉強することになりました。

２位：実務家の方と話ができる機会がかなり多い

実務科目を弁護士や裁判官，検察官の先生が担当して下さっていましたが，それ以外にも神戸は法曹OB会による手厚いサポートがあったり，企業法務を扱う様々な弁護士の方を集めてワークショップ形式の授業が展開されたり，刺激的です。司法試験合格には実務家の肌感覚や姿勢に触れることがかなり有益だと思いますから，そういう点ではローでやるのは意味のないことばかりというわけでもありませんでした。

３位：教授のオフィスアワーが手厚い

特に試験直前期は，様々な教授が時間をとってくれました。よく分からない質問に対しても疑問点を解消させようと真剣に根気強く答えて下さったので，かなり手厚いサポート体制が整っていました。

ただ，ロースクールに入学した場合，どうしてもローの勉強に司法試験の勉強が圧迫されてしまい，どうやって両立していこうか悩むことになるのも事実です。

僕は先程の「学校の勉強と試験勉強」を何度も読んで，根源的に試験に強いタイプになろうと努力すると同時に，それができなかったときのためにせめて，ローの勉強は総合講義テキストに集約するようにしていました。集約していくという発想は司法試験情報局のこちらの記事でも取り上げられていますし，僕自身もこちらの動画で言及しています。

ロー生にとってローの勉強と試験勉強の両立は永遠のテーマだと思いますので，何か参考にしていただければ嬉しいです。

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