建設業における死亡原因は、機械との接触と足場など高所からの転落が代表的である。
その足場からの転落を防止するために、厚生労働省が新たな要綱を策定した。
このことについて、日本建設業連合会に対策の実施要請があった。

http://www.nikkenren.com/news/pdf/oshirase/122/117.pdf

そもそも安全管理には、本質安全化という考え方があり、根本的な原因をなくしてしまえば災害は起こらないとわかっている。

例えば、昔の洗濯機の脱水装置は蓋を開けても回っており、面白いので指を入れたりしたものだ。そして、指を痛めたことがあった。
今の洗濯機で、蓋を開けてもまだ回っている洗濯機を見たことはない。

指を入れたらとまるのではなく、そもそも人間が近づく状況を無くしてしまう、それが本質安全化である。
その本質安全化が出来ないとき、保護具などの代替手段を用意する。安全帽や安全帯が代表例である。

建設工事では、足場に乗らずには仕事ができない。だから、足場に乗るときは安全帯(俗称「命綱」)をつけるよう命じる。
この新要綱によると、移動などより安全帯を付け替える時に転落し災害が発生しているので、二重につけるよう「安全帯の二丁掛」を基本にしろといっている。
この二丁掛を守らせるのはかなり困難かもしれない。作業性が極端に落ちるからだ。

人の命と経済的合理性は天秤にかけられるものではない。
しかし、作業する者は「自分だけは死なない」と思っている。まるで、鉄人28号である。
災害にあって初めて、あの時、監督の命令を守っていればと思うのである。

尊い命は、自分でしか守れない。
通知をただ伝えても災害は無くならない。
安全意識の植え付けが大事なポイントとなる。

みんな、分かっているんだけど・・・


皆様のお幸せを祈念しています。そして、万物に感謝。


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