本来のハード・ロックには歌メロが無い
LED ZEPPELIN
大のZEPフリークである渋谷陽一氏が指摘した通り、ZEPには歌メロがありません。
あるのはブルース音階からチョイスした音による割と一本調子な自由度のあるヴォーカル・ラインです。
これがまさに本来のハード・ロックなんですよね~
中学生のとき初めて買ったレコードであるZEPの「PHYSICAL GRAFFITTI」の“死にかけて”を聴いていて、ロック・ヴォーカルには決まった歌メロが無く、自由にシャウトするものであり、ハード・ロックはしっかりしたメロディのある他の音楽らしい音楽と違って暴力衝動性のものであるということを悟りました。
この一番最初の原体験により私の中ではずっと「メタル/ハード・ロックは歌メロの無い暴力衝動性のロック」のままなのです。
LED ZEPPELIN - IN MY TIME OF DYING
(LIVE 1975)