パルプ・フィクション | BIRKENHEAD ERKY

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毎年一回、TSUTAYAの更新の際に映画を一本借りるのですが、

初めて映画「パルプ・フィクション」を見ました。

 

1994年に公開された『パルプ・フィクション』は、二人組のギャングや強盗を計画するカップル、八百長ボクサーなどさまざまな登場人物が行う犯罪がやがて交錯していくクライム・ストーリー。カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞、アカデミー賞では脚本賞を受賞した。

 

 

クエンティン・タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』。

第47回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、

その年のアカデミー賞でも脚本賞を受賞。

1994年の初公開から四半世紀を過ぎても、色褪せることなく、世界中の映画ファンを魅了し続け、時代を超えて語り継がれていく一本。

 

ファミレスで強盗計画を企てる男女カップルを描くプロローグから始まり、ギャングの殺し屋・ヴィンセントとジュールスをめぐる3つのエピソード(「ヴィンセント・ベガとマーセルス・ウォレスの妻」「金時計」「ボニーの一件」)と続く、一筋縄ではいかないクライムストーリー。それらは、タランティーノ流バイオレンスやユーモアとともに展開されていく。

 そこで映画ファンのド肝を抜いたのは、これらのエピソードを、時系列をバラバラにして描くという、じつに巧みな構成であった。当時としては、かなり斬新な手法であり、本作以降、さまざまな作品に影響を与えた。

巧みな構成で展開される、エモいキャスティングによる名シーンの数々。それを、盛り上げるクセの強いサントラと名セリフ……。これら懐かしくも新しいクールの融合が、本作が今もなお“タランティーノ監督最高傑作”として語り継がれる最大の理由といえる。

 

 

 

 

 

 

『パルプ・フィクション』予告編

 

解説

クエンティン・タランティーノが「レザボア・ドッグス」に続いて手がけた監督第2作で、1930~40年代のアメリカで流行した大衆向け雑誌の犯罪小説(=パルプ・フィクション)をモチーフに、3つのエピソードが交錯する斬新なスタイルで描いたクライムドラマ。ギャングのビンセントとジュールスは組織を裏切った青年の家を訪れ、盗まれたトランクを取り返す。また、ボスから愛妻ミアの世話を頼まれたビンセントは彼女と2人で夜の街へ繰り出すが、帰り際にミアが薬物を過剰摂取し昏睡状態に陥ってしまう。一方、落ち目のボクサーであるブッチは八百長試合を引き受けるが裏切って勝利を収め、恋人とともに街から逃亡を図る。出演はジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン。当時キャリアが低迷していたトラボルタは本作で一気にスターの座に返り咲いた。第47回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、第67回アカデミー賞で脚本賞を受賞。

 

1994年製作/154分/アメリカ
原題:Pulp Fiction
配給:松竹富士
劇場公開日:1994年10月8日