SLIPKNOT
スリップノットのコリィ・テイラー、新作のタイトルが意味するところについて語る
スリップノットのコリィ・テイラーは来たる9月30日にリリースする通算7作目のアルバム『ジ・エンド・ソー・ファー』のタイトルについてその意味合いを説明している。
先日のライヴでコリィ・テイラーは新作のタイトルがバンドの解散が差し迫っていることを示唆しているのではないかという噂について「弁解」している。
「真実から程遠いことなんてのはあり得ないんだ、友よ」とコリィ・テイラーは観客に向けて語っている。「『ジ・エンド・ソー・ファー』というタイトルにした理由は、これが一つの章の終わりであり、次の章の始まりだからなんだ。俺の言っていることを分かってもらえるかな?」
「2003年からスリップノットについては終わることが人々の話題に上っているわけで、だから気にしていないよ」
「でも、こういう話題ほどアルバムを売ってくれるものはないからね。こういう話題を作っているのは俺たちじゃない。ファンなんだ。同時にステージではアルバム・タイトルの意味するところについて説明し始めているんだ」
「実際、このアルバムは『現時点での終わり』ということなんだ。一つの時期が終わって、次の時期が始まるんだ」
「お気に入りのバンド」であるアイアン・メイデンやブラック・サバス、メタリカの名前を挙げながら、
「キャリアの中にも様々な時代があって、一直線とは行かないんだ」
「メンバー以外にはその筋書きは分からないんだ。その時代も自然と終わりが訪れて、次の時代になる。そうしたことが今回のタイトルには反映されているんだ」
「俺としてはバンドが戻ってくるということを知ってほしいし、今後みんなが見ることになるのは誰にもまだ分からないということを覚えていてほしいんだ」
コリィ・テイラーは「どのアルバムも違った感覚がある」と説明しながら、
「今回の時期は俺たちが向かい合わなければならなかった悲しみを扱っていて、今は今後気持ちよく進んでいけるところに辿り着いた感じなんだ。今回のアルバムはそうじゃないけどね」
「次の時期は間違いなく『全力で、どうなるか見てみる』感じになるよ」
新作『ジ・エンド・ソー・ファー』は1998年から契約してきたロードランナー・レコーズとの最後の作品となる。