ロジャー・ウォーターズとデイヴ・ギルモアが和解できない理由 | BIRKENHEAD ERKY

BIRKENHEAD ERKY

ROCK & ROLL HOUSEFLY ʎʞɹǝ pɐǝɥuǝʞɹ!q

 

PINK FLOYD

ピンク・フロイドのニック・メイスン「ロジャー・ウォーターズとデイヴ・ギルモアが和解できない理由」を語る

 
ニック・メイスン、「ロジャー・ウォーターズとデイヴ・ギルモアが和解できない理由」を語る。

近年のギルモアとウォーターズが直接会って話すことはないことはよく知られているが、
「2人ともメイスンとは連絡を取り合っている」らしく、

(1)そうした2人の関係について「とても不自然な状況だと思う」とこぼした後、ニック・メイスンはこんな風に続けている。

「問題は、ロジャーがデイヴをリスペクトしていない点にあると思うんだ。
ロジャーにとっては『ソングライティング等の創作面が何よりも重要だ』という考えで、
ギターを弾いたり、歌ったりは誰でもできる、とまでは言わないけど、
『演奏やパフォーマンスよりも、曲の作詞・作曲で音楽の良し悪しは判断されるべき』という考えなんだよね」。


(2)さらにメイスンは1985年にウォーターズがバンドを脱退した後も、
「ギルモアがピンク・フロイド名義で活動を続けている」ことも諍いの原因だと語った後、こんな風に続けている。

「ロジャーとしては『自分抜きでフロイドは続かないだろう』と思ってバンドを去ったものの、
以後の状況(ウォータース脱退後のフロイドの活動はずっと大成功で続いている)は自分が予想していたものとは違う、
というのも、ロジャーを長年イライラさせてきた理由だと思うんだ。

そういう思いをロジャーが今も引きずっているせいで、あの2人の間では諍いが絶えない。
ロジャーとデイヴの問題だから、僕は首を突っ込まないようにしているけどね。
僕個人はそれぞれとの仲は良好のまま続いているよ。
2人ともいい歳をした大人なのに、
そんなことで未だにいがみ合ったまま、という点については僕も心底がっかりしているけど」。