問題が多い選挙制度
政治家が不祥事を起こすと、選んだ国民が悪いと、国民のせいにします。
つまり選挙は、政治家が悪事を働いたことの言い訳に利用されるわけです。
しかも全国民がその悪徳政治家をどんなに嫌っても、おらが町の地元の選挙でまた当選してしまいます。
その際も、選挙でみそぎを受けたからもう何の問題もないと、またしても選挙を言い訳に利用します。
こうなってくると、選挙がいかに国民をバカにした茶番であるかがよく分かりますね。
欠陥だらけの現行の選挙制度ですが、国会議員は自分たちには都合が良いため、選挙制度をちゃんと適正なものに改革するという自分たちの首を絞めるようなことは絶対にしませんしね。
選挙に行かないことがタブー視され、猫も杓子も誰もが皆、「投票に行こう。ふさわしい人に投票しよう」と呼びかけていますが、でも、そうやって何十年も選挙を続けているのにもかかわらず、相変わらず現在も不祥事を起こす政治家が後を絶ちません。
「ふさわしい人に投票しよう」は実際には実現不可能な奇麗ごと、建て前にしか過ぎないということです。
選挙に行く人は行きますので、それで十分です。
多くの人が選挙に行く必要はありません。
選挙に行っても行かなくても結果は変わりませんからね。
そう言うと、皆が選挙に行かなくなったらどうするんだ！？って反論してきますが、
現実にそんなことはあり得ないわけでして、そんな非現実的なことでしか反論できないくらい反論の余地はありません。
なお、以上は、よく読めば分かる通り、選挙に行く人を否定しているのではありません。
行く人はどんどん行ってください。それでいいと思います。
私が言いたいのは「選挙に行って正しい選択をしましょう」という胡散臭いキレイ事を繰り返し、選挙に行かない人間を非国民呼ばわりするのは滑稽なのでやめたほうがいいといこうことです。