マイケル・J・フォックス 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の「Johnny B. Goode」演奏シーンを振り返る
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、主人公のマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が「Johnny B. Goode」を演奏する有名なシーン。マイケルはEmpire誌のインタビューの中で、この時のことを振り返っています。
「“Johnny B. Goode”のシーンをやったとき、素晴らしいギターの先生に弾き方を教えてもらったんだ」
「ボブ(ロバート・ゼメキス監督)に“このシーンをやるときは、僕がギターを弾くので指の動きに音楽を同期させて欲しい。いつでも好きな時に僕の手をカットしていいよ”と話したんだ。とは言ったけど、それがうまくできるように自分にプレッシャーにかけたんだ。だからポール・ハンソンにギターの先生をしてもらったんだ」
マイケルはさらに、単にギターのパートを正確に弾くだけではなく、お気に入りのギタリスト達の動きをしたいと思っていたと述べています。
「約4週間この曲に取り組み、同時にマドンナの振付師からも指導を受けていた」と彼は振り返っています。
「僕は“アヒルのように踊りたいけど、踊れない。でも僕がやりたいのは、僕のお気に入りのギタリストたちの特徴や動き、癖をすべて取り入れることなんだ。ピート・タウンゼンドの(右腕を大きく回しながらコードを弾く)ウィンドミル、ジミ・ヘンドリックスの背中弾き、チャック・ベリーのダックウォークをしたいんだ”と言った」
「彼は、それを全て取り入れて、上手く流れるようにしてくれた。疲れたとか、プレッシャーを感じるとか、そんなことは考えない瞬間だった。ただやるだけでいい。それを楽しむだけでいいんだ」
「Johnny B. Goode」の演奏シーンは、海外のユニバーサル・ピクチャーズのオフィシャルYouTubeチャンネルでアーカイブ公開されています。
Back to the Future
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