メタルの歯車が狂い始めたのは1984年頃からで、
そこから80年代後半はブームと共にどんどん狂騒化していきました。
80年代初め
へヴィメタルは、パンキッシュ、一本調子、アグレッシヴ、スピーディ、音楽性は低め
84年頃より
ヘヴィ・メタルのポップ化
メロディアス化
奇しくもへヴィ・メタルのメロディアス・ポップ化と同時に
BURRN!誌が創刊
MTV全盛
ポップスの時代に
「元気が出るテレビ」でヘビメタ(ジャパメタ)がお茶の間のテレビに
ヘビメタはおバカというイメージが浸透
ヘア・メタル・ファッション
ビッグ・へア、プードル・ヘアと化粧
大衆化
ロック性の希薄化
バラードのヒット
パーティ・ミュージック
能天気
アイドル視、王子様扱い
ヴィジュアル重視
ゴージャス
キッズとの共感性の欠如
浮世離れした歌詞
非リアル
ヘア・メタル/ポップ・メタル花盛り
華やかなメタルのバブル期へ
ポップ・メタル飽和状態
バブルがはじけて軟弱メタルが死滅
海外では大きく軌道修正し、ロック復権の道へ
日本では日本独自のビッグ・イン・ジャパン路線へ(メロスピ/メロパワ等)
日本は未だにそのメロディック路線のまま、今日に至っている。