二万人が熱狂した『DOWNLOAD JAPAN 2019』レポート
2019年4月5日 更新 Live Reports
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日本初上陸となったラウド・ミュージックの祭典『DOWNLOAD JAPAN 2019』現場よりレポート!
遂に日本初上陸となり開催されたラウド・ミュージックの祭典『DOWNLOAD JAPAN 2019』。
最終的には2万人ものファンが集結し、記念すべきこのフェスの1回目を見事にSOLD OUTで飾った。
LIKE A STORM
記念すべき『DOWNLOAD JAPAN 2019』のトップでの出演となったのは『TEARS STAGE』に立ったニュージーランド出身のヘヴィ・ロック・バンドLIKE A STORM。
どことなくお経を感じさせるSEに乗ってメンバーが登場、翳りあるメロディとヘヴィなリズムの中に激情を溶かし込んだサウンドの“Pure Evil”が集まったファンを早くもグルーブの渦に巻き込んでいく。
その熱狂ぶりにクリス・ブルックス<vo,g>は「ファッキン・オーサム」と驚きの声を上げ、「コンニチハ、トーキョー。ニュージーランドのライク・ア・ストームです」と日本語で挨拶し、初来日そしてこの『DOWNLOAD JAPAN 2019』に参加出来た喜びを述べる。
彼らのサウンドの特徴となっているのはオーストラリアの先住民であるアボリジニの民族楽器「ディジュリドゥ」を導入していること。
彼らのサウンドの特徴となっているのはオーストラリアの先住民であるアボリジニの民族楽器「ディジュリドゥ」を導入していること。
ディジュリドゥは髑髏にV字に抱えられる形でステージの上手と下手に設置、楽器としてだけでなくオブジェとしても独特のオーラを放っていた。
“Solitary”ではメランコリックで切ないメロディにディジュリドゥの悪魔の呪文の様な独特な音色がアクセントとなりサウンドに奥行きを与えている。
最後の“Love The Way You Hate Me”ではクリスはステージを降り、感情を直にファンにぶつけるといった感じに柵前で熱唱。
この曲でのディジュリドゥの怪しい響きもファンを虜にしている。
最後に「また戻ってくる」と述べると、『TEARS STAGE』に集まったファンからは当然待っているといった大歓声で彼らを送り出した。
Text by 別府伸朗
Text by 別府伸朗
SETLIST◆LIKE A STORM
01. Pure Evil
02. The Bitterness
03. Solitary
04. Complicated (Stitches & Scars)
05. The Devil Inside
06. Love the Way You Hate Me