この10月で 無事に(!)5歳となった 娘このみ。


春先から 「おたんじょうびの ぷれぜんとは じてんしゃがいい!!」 と ずーっと言ってたので、先週の土曜日に ダンナと二人で 自転車を見にいってたんだが。


・・・・・・これが 待てど暮らせど ちっとも帰ってきやしない(怒)。


もともと ダンナもこのみも 優柔不断なんで、店頭であれこれ迷わないように(!) 前もって 自転車屋さんからカタログをもらい、いろいろと検討した結果、可愛い籐製のカゴがついた なんたらメロディー・・とかいう 水色の自転車を買う と決めてあったのに。


絶対 店頭に飾られてる自転車見て 目移りしてるんだな・・・・・と おおかたの予想はつくんだが。


・・・・それにしても 出かけていってから 2時間半経過・・・・ってのは 長すぎないか????


・・・・いったい 何台自転車買うつもりなんだ!!!!


と思ってたところに ダンナからの弱り果てた電話がかかってきたのだ。


話によると。


店の人にカタログを見せ、取り寄せだというので 住所やら電話やらを伝票に書いていたら、一台のマウンテンバイクが スーッと店頭に止まったんだそうだ。


で、乗っていた小学生高学年くらいの 男の子が ブレーキをキュっとひいて止めて、カシャっと ストッパーをかけたら このみの目が 釘付けになったそうで。


お店の人が そのマウンテンバイクを修理してるときも 片時もそばを離れず、食い入るようにタイヤやら ギアやらを うっとりと眺め・・・・。


で。


「こーちゃん(=このみのこと) あれにする!!」 と 即決!!。


今は 店頭に飾られてる 同種のマウンテンバイクのスポークを握ったまま 座り込みを続けているらしい(涙)。


急いで店に行くと もこもこの熊の子みたいなのが 両手で自転車のスポークを握り締めている。・・・・もちろん ウチのこのみだ。


このみの誕生日だから 好きなものを買ってやれば・・・とも思うんだが、反対してるのには訳がある。


女の子だから 可愛い系の自転車・・・というのもあったが、それよりも マウンテンバイクだと 背丈が小さく 足の長さが足りないこのみだと さっとまたいで降りられない。

(構造上 女の子自転車と違って 座席の下に 一本横にすうっと棒が入ってるので。)


補助輪つきでなく すでに補助なしを乗りこなすこのみなので、とっさに足で止まれないのは 致命傷なのだ。


(なので できれば 小学生の低学年くらいまで 乗って欲しいので 乗りやすい女の子用自転車で 大き目のタイヤを選べばいいかな・・・と 思っていたのだ。)


小さいタイヤのものは 豆自転車のようになってしまい、格好だけは マウンテンバイク風だが それでは ギアがついてないので(!) このみ的にはNGらしく、あくまで 欲しいのは お兄ちゃんがスーッと乗ってきた 小学生モデル。


このモデルだと 一番小さくて 18インチなのだとか。


104センチの このみが またいで 爪先立ちして やっと地面につくかどうか。


さらに ハンドル握って ブレーキつかもうとしても 指が届かない!!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


クリスマスまで (どれだけ背が伸びるかわからないけど) お預け・・・としようかと思ったが、優柔不断なダンナが ここで動いた。


「じゃあ、パパのOKが出るまで 道を走っちゃダメ。 毎週 きちんと乗れるようになるまで パパと公園で練習するよ」


「うん!!!」


(はい。 このみの 根性勝ち(笑)。)


というわけで。


ダンナと二人で 毎週のように 広い公園で特訓を重ねるこのみ。


背は伸びてないが、根性でブレーキングを覚え、必死で コーナリングをマスターしていってるらしい。


頑張れ このみ! ゆけゆけ このみ!!

地球の平和を 守るんだー!! と なにやら戦隊モノのテーマソングが バックに聞こえてきそうな 黄色いマウンテンバイクで 今日も公園に向う 親子鷹なのだった。











運動会が 怒涛のごとく終わった あと。


これまた 幼稚園のクラスの親睦をかねた BBQが開かれた。


企画者は 同じ年中ママのKさん。


今まで クリスマス会やら 自宅を開放しての各種パーティーでは 古今東西、ありとあらゆるメニューを 作っては披露してくれ、それらが すべて激ウマ!!!なだけに、 バーベキューとはいえ ただ肉を焼くだけじゃないだろうな・・・・と おもってはいたですが。


企画・準備の段階で 「七輪」 だの 「蒸し器」 だの 「フライパン」 だの・・・・と機材が増えて行き、 企画段階でのメニューも 「ブイヤベース」 だの 「パエリア」 だの出てくるにつれ、マジですか???と 妄想が膨らんでいくのだが、私ら 年中組は 誰一人 止めるものがいない(笑)。


どこまで行くんだ~!!と やや暴走気味になりつつも、各自 分担した材料を買い揃えて、K氏に連絡メール。


(そして 笑っちゃうんだが、妄想&暴走中は メニューはキラキラと湧き出てきたけれど、誰一人として 『当日 雨だったら どうするの?』 ということを 考えていなかったのだ(笑))


で、当日。


朝っぱらは まさかの雨・・・・・・。


少しひんやりとした空気の中、やっぱり というか 誰一人 「ね、もし 今日 小雨とかで 中止だったら どうする??」 といった連絡メールが来なかったので(笑)、 ざくざくと切った野菜を どデカタッパーに詰めて 熊の曲芸乗りのような格好になりつつも 目的地に到着。


執念が勝ったのか なんとか お昼ごろから日差しも・・・(笑)。


クラスの皆も 親子合わせて 22組ほどが集まった。


全員にたっぷり行き渡るほど 肉を焼いてしまうと とてつもなく高いバーベキューになるので(笑)、基本としては 子供には ウインナーパン&焼きそばといった 炭水化物をたっぷり取らせて お腹を満たし、イカをはじめとする 新鮮魚介類や 肉は 後から焼いて オトナの嗜好品に。


で、ふと 見れば、料理長K氏、小麦粉で なにやら格闘中なんで、

「何作ってるの??」 と聞いたらば、あんまんの生地を作って 発酵させていたのだった(!!)


ほかには 木の枝にホイルを巻いて バームクーヘンを焼いてたり、あんまんには きちんと 食紅で赤いしるしが付いてたり(!) と 芸が細かいし、何でも出てくるし。


在園年数も それぞれの性格・キャラも異なる 年中ママーズだが、基本的に 誰もが食に貪欲で 上手いものを食うためには 一致団結する・・・・・ということが 改めてわかり、


この人たちについていけば 食いっぱぐれることはないな・・・・・と 密かに思った私だった。








運動会は 何とか無事に 終わることができた・・・。


(このみの走りっぷりも 思う存分堪能できた。)


だがしかし。


我が家では 目下のところ 離婚の危機に見舞われている(笑)。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


事の発端は 前日夜に ダンナが場所取りに並ぶのを 

「えええっ~(場所取りのために) 知らないお父さんに混じって並ぶの イヤだよ・・・」 などと 全面拒否したことから始まった。


じゃ 何かい? 私が行けとでも???


どこんちもそうだが、私が場所取りにいったからといって、ダンナが 家族&ジジババ分の弁当を 作ってくれるわけでもないんで、当然 その日は 私が3時に起きて ご飯を炊き、弁当を作り・・・・・。


6時前に ダンナが起きて来たので、「じゃ あとはお願いね!」 といい残して 場所取りに向おうとしたら、


「ガス台の上が 油でネトネトだよ・・・。きちんと 片付けまでして 料理だよ・・」


はあああああっ???朝 起きて、開口一番が このセリフっ!!!(怒)


腹立ったんで、きっちりクレンザーとたわしで ゴシゴシ油はねを掃除し、床を雑巾がけまでして(!)、家を出たのが6時半・・・。


すでに 幼稚園の門の前には 50人近くの人が並んでいたが、すべてが 「お父さん」 だ。


気付けがわりに 途中のコンビ二で買った ユンケルを飲んでみたが、怒りのアドレナリン放出が 止まらないったらありゃしない(怒・怒・怒っ!!!)


ぼーっと あたりを見回せば、列の前のほうに 見慣れたママの姿が。


・・・同じクラスのYちゃんママさんだ!!!


「え~っ!!何時に来たの??」

「5時半だよ・・・」

「・・・やっぱり 弁当は 作ってからきたんだよね??」

「・・・当然だよ・・・」


同じ怒り(?)からか、お酒も入ってないのに Yちゃんママの目もすわっており、声のトーンも2オクターブ程 低い。


(二人して 使えないダンナをこき下ろしてたら、周囲のパパが 気のせいか 「ふふん♪(=オレ、ちゃんと並んでるもんね)」 と 心なしか鼻高々(?)といった感じに(笑)。・・・いや それ 違うから・・・)


なんとか場所も確保でき、このみやダンナや ジジババも合流して、運動会スタート。


競技も粛々と進む中、年中さん親子競技に このみとともにエントリー。


ところが 他のクラスとの人数調整で 第一走者だった私とこのみは アンカーもするはめに。


(ここらへんから 太陽が黄色く見えはじめた気が・・・。)


そんなこんなで 午前の部終了・・・・。


働かざるもの食うべからず!!とかいって ダンナには一口たりとも 弁当を食べさせたくなかった私だが、このみやばーば達の手前 そういうわけにもいかず・・・。


「美味しい 美味しい」 とかいって のん気にバカスカ食うダンナに 無言で 『腹でも痛くなりやがれ~』 と 呪いをかけるのが関の山だった・・・・。


そして 午後・・・・。


正直、競技内容は 覚えておらず、気が付けば 最後の種目、紅白リレー・・・。


自主トレを重ねてきた このみを見てきただけに、きちんとその勇姿を見届けなきゃ・・・と 見やすい場所に移動し、声を限りに応援!!


さ、ビデオ&写真担当のダンナは うまく撮れたかいな・・・と 確認したら、


「え・・・・。人が前にいっぱいいて 撮れなかったよ・・・・・」


はい????・・・・今、何て おっしゃいましたか????


本当に 使い物にならないっていったらッ!!!!!!!!


帰り道、双方のじじばばと別れ、家に帰ったところで 夫婦ケンカ スイッチオン!!!


あいだを取り持とうとしたらしい(?) このみだったが、運動会モード(?)が切り替わらずに、 「パーパー 頑張れ!!マーマー 頑張れ!!!」 と ポンポンを振り回して 夫婦ケンカを あおるだけ煽って そのまま寝てしまい(!) 何だか もう ぐちゃぐちゃ・・・・・。


決めた。


さっさとダンナ片付けて(!) 今度は いきのいい若い男子と 再婚するんだ!!


(運動会で リレーとか走ってくれたり、率先して 場所取りに並んでくれるような 体育会系男子と!!!)


・・・・その頃には オマエはいったいいくつなんだ!! とか 子供の運動会に親が出る時期までに 再婚できるのか??? とか 突っ込みたい点は数あれど、もう 写真もろくに撮れない アキバオタクは ごめんだ!!!と そんなの 結婚する前に気付けよ・・・というオチがついた 運動会なのだった。














運動会で リレーの選手に選ばれた このみ(もうすぐ5歳)。


もう ここ最近、アタマの中はリレーのことで いっぱい。


二言目には 「ね、走っていい??」 と尋ねるので、なるべく危なくないところでは 練習も兼ねて 歩道を走らせたりしてたのだが。


幼稚園でのリレーの練習やら マラソンやらが ここのところ 立て続けにあったためか 疲れてたのに加え、寒暖の差が 急に激しくなった 最近の気候にやられたのか、運動会を目前に 風邪で高熱(38度)を出し、ダウン・・・。


薬を飲ませ 何とかおとなしく寝かせるために(!) レンタルショップで ディズニーのプリンセス系DVDを借りてきたのだ。


ところがね。


あの名作といわれる 「白雪姫」 も 「オーロラ姫」 も、全然興味なしで 完全にスルー(涙)。


ええっ・・・やっぱりプリンセス系ってのは 選択からして間違いだったかも~(泣) と最後に残った 「シンデレラ」 を 祈るような気持ちで見せたのだが・・・・・。


これが 意外なところで このみのハートをゲットしたのだった。


何で シンデレラだけ?? 


顔が好みだから???


釈然としないまま このみに 「どうして (白雪姫とかは つまらなさそうだったのに) シンデレラはいいの?」 と聞いたらば、


このみいわく 「シンデレラは はやいから!!!」


・・・・つまりね。


12時の鐘が鳴って 魔法が解けそうになったシンデレラは 靴を片方のこしたまま 脱兎のごとく走り去る・・・のだけど、このみにいわせると 「シンデレラ すげっ!!早っ!!」 ということになるらしい(笑)。


・・・・アンタのツボは そこですか・・・・。


もっとさあ 「ビビディ バビディ ブー」 とかいって 魔法で ドレスが替わるとことか、王子様とのダンスとか 見所あるじゃないさ・・・・。


本当に 我が子ながら こいつのツボはわからない~ と アタマを抱えてしまった私だった。



落ち着きがないなー だの この体力を どっかで有効に使えんもんかなー と どっちかというと ネガティブに捉えてた このみの体力&運動能力だったが。


とうとう ここにきて やっと脚光を浴びるときがやってきた!!!


そう、幼稚園の運動会だ。


このみは クラスの年中さんのリレーの選手に選ばれ、毎日 走りこみ(?)に余念がない。


二言目には 「ママ、ここなら走っていい??」 とかいうので、「歩道が広く、自転車や 人通りの邪魔にならないところ」 限定で、『じゃ、ここから 2本目の電信柱までね!!』 などといって 100本ノックならぬ 「電信柱ダッシュ」 をさせる毎日だ。


(そんなわけで 電信柱を見れば オシッコ・・・じゃなく 走りこみをするようになってしまっただよ・・・。リードをつけてない犬の散歩・・・みたいだったりする(笑)。)


とはいえ。


やっぱり 街中では 後ろから側面を通り抜けていく 自転車の邪魔になるし、そのたびに 夢中になって走るこのみを あわてて走って止めに行くのも キツイものがあり・・・。


それなら 広い公園にでも・・・と行けば、(境目のような きりがないので) どこまででも走っていってしまう・・・・(涙)。


どこか 安全で 適当に切り上げられて 人様の邪魔にならない練習コースはないかなあ・・・と探していたら、うってつけの道路が。


知る人ぞ知る 某工場跡地道路 である。


たまたまだが 私の行きつけの耳鼻科が この造成地を挟んだ 向こう岸(?)にあり、自宅からだと この造成地を どびゅーっと 道路沿いに 対角線上に突っ切るのが近道で。


まだ ほとんど建物がたってない中、道路と歩道は ピカピカのガードレールも付いて 人通りもなく 走りこみにはうってつけだ。


そんなわけで。


幼稚園から帰り、近くの公園で お友達とちょこっと遊んで バイバイした後、造成地内の歩道で このみの自主トレがスタート。


かなたには 夕日をバックに 高架線上に電車が走る中、豆粒大のこのみが どんどん間近に迫ってくる。


たったったった・・・と 黙々と走りこみをするこのみを見ていると、どこからともなく ロッキーのテーマソングが聞こえてくるような気も(笑)。


ちなみに うちの幼稚園は 徒競走だの リレーだのの他に、園の敷地を出て 町内をぐるっと一周する 『マラソン』 なんてのもあるのだよ(涙)。


(→しかも すべて 運動会当日のプログラムなのだ!!)


もし 今 私が ここの幼稚園児だったら、間違いなく登園拒否になってるだろう(笑)。


あるとき (ちょっと寒くなってきたので 早めに切り上げたいなあ~ などという下心から(笑))、走ってるこのみに 『何で そんなに 走るの??』 (←もう 帰ろうよぅ~ ってなニュアンスで) と聞いてみたらば、


「だって はやくなりたいんだもん!!!」 と シンプルな答えが返ってきた。


・・・・・・そうか、速くなりたいのか・・・・。


野猿だの ポニョだの いろいろ言ってきたが、そのセリフを聞いて 初めて このみを人として(?)尊敬した 秋の夕暮れなのだった。










体育会系爆裂娘な うちの娘 このみ(4歳と10ヶ月)に インテリジェンス(?)と女の子文化をもたらしてくれる 貴重なお友達が 仲良しMちゃんだ。


うちに遊びにきたら まず 数着ある(・・あるんだよ、実は) 『プリンセスドレス』 にお着替えをし、このみも一緒に 「プリンセスごっこ」。


「ドレスは こう持って お辞儀するんだよ」

「そのいいかたは 素敵じゃないよね。もっと やさしく!!」

「さあ 舞踏会にまいりましょう~」 


などと 日ごろ目にすることのできない 女の子テイスト満載な遊びを 繰り広げてくれ、Mちゃんに言われるがままに 必死に 『舞踏会用(?)のお辞儀』 を練習するこのみが すごく けなげに見える(笑)。


(今のところ このMちゃんと Sちゃんが来たときくらいしか 出番のない プリンセスドレスなのだ。)


そんな二人が 今日 お披露目してくれたのが 「ペンギンシアター」。


うちにある ペンギンのぬいぐるみを パペットに見立てて 人形劇をしてくれたのだ。


「台本もかいた~」 というので 見せてもらったが、


1ページ目から ペンギンの絵と 抽象画のような 太陽(?)の絵。


そして、「ペンギンのこころ・・」 とか 「ペンギンのとりくみ」 とか、小難しいセリフ(?)が並んでいる。


(抽象劇ですか???)


Mちゃんは おうちに帰ってから この「ペンギンシアター」 の戯曲を 半日あまりかけて完成させたようだが、うちのこのみは 戯曲だの 台本って単語からして 「何それ?」 状態だったみたいで、もう それっきり(涙)。


Mちゃんママと同じく 絵本の読み聞かせとか 頑張ってきたんだけど、やっぱり 子供自身の個性よねえ・・・と じっと手をみて ため息をついた私。


こうなったら プリンセスドレスも リサイクルバザーに出そうかしら・・・・とか ついつい思い悩んでしまった午後だった。






 

夏休み突入から 10日・・・。


ここ下町葛飾では お祭りやら 盆踊りやらが盛んで、毎週末ともなると どこかしらの公園や広場に やぐらが組まれ、夕方ともなると 白装束(?というか 各会ごとの浴衣) に身をつつんだオバサマたちが うちわ片手に 盆踊りを 一心不乱に踊っている。


そして、うちの野猿ムスメ このみ(4歳ともうすぐ10ヶ月)・・・。


こいつも (胎教で聞いていた クラシックなどは 見向きもせずに)、踊りだの 三味線だの お囃子などが大好きで。


買い物の帰りに ついうっかり 盆踊りの準備をしてる広場などを通ろうものなら、「きょう ゆうがた きものきて また来ようね!!!」 と スイッチ入りまくり・・・。


なまじ ひらがなと数字が 読めるようになっちゃったんで、盆踊りのポスターなどを見て 日にちをチェックしては 『きょお よる おどり』 などと 冷蔵庫にメモまで貼る 徹底ぶりだ。


そんなわけで。


ここ最近は 「夕方 (外遊びから)帰ってきて まずお風呂」 →「布団を敷き、帰ってきてすぐ寝られる準備」 →「浴衣にお着替え」 →「チャリで 近くの盆踊り会場にGO!!」 という流れができている。


さて。


そんな中、同じクラスのママさんから 『ママも浴衣着て、うちの近所の団地のお祭りに 一緒に行きませんか?!』 との 嬉しいお誘いをいただいた。


夕方、Hちゃん宅にむかうと、すでに着付けを終えた 女子(園児からアラフォーまで)が いっぱい。


浴衣でコスプレしてから、皆で さっそく 裏の団地の盆踊りに出かけたのだった。


「踊りたい!!」 の声を受けて、園児女子チームは 果敢にも 白装束オバ軍団の輪の中に 入れてもらったのだが、これが また 三者三様で・・・・。


まず、最初に脱落したのが うちのこのみ・・・・・。


2曲目が終わったあたりで 飽きてきた(!)らしく、いきなり その場にしゃがみこんで、砂にお絵かきを始め、オバサマ方の進路を ことごとく妨害しまくっており・・・・・。


かたや、天然自然派少女 Hちゃんは カラダの赴くままに踊っているため すでに 盆踊りにあらず・・・。


一人真剣に 振り付けをマスターしようと、必死に食い下がるのは Yちゃんだったが、他二人が あまりにもわが道を突き進んでいたため(笑)、途中で 踊りの輪から 撤退するはめとなり、一人割を食った感じ・・・・。


とりあえず いったんクールダウンだ!! と カキ氷を食べさせたが、曲が鳴り出すと 「あ、おどり はじまっちゃう!!」 と 食べかけのかき氷を 『 守っておいてね!!!』 などと ママたちに手渡し、再び参戦。


(それにしても カキ氷を守るって どないすればいいっちゅうねん!!!)


そして、また3曲目くらいから 三者バラバラの体をなし、ふりだしに戻る・・・と。


見てるだけなら すごく面白いんだが(笑)、引率するとなるとタイヘンかも・・・と たこ焼き食べつつ 一息ついた私だった。







夏休みに入って 早一週間が経過した・・・。


夏休みでも ペースを崩さずに 早ね早起き!!なんてのが 苦もなくできるお宅では 毎朝 ラジオ体操とかにいってみたり、幼稚園でやってる 「早朝座禅」 (=うちの幼稚園は 仏教系なんで こういうのもある・・)に 参加してたりするんだろうが、我が家は 早々に脱落・・・・。


『お弁当作り』 だの 『幼稚園への 送迎』 といった 外部からの圧力(?)が 完全になくなったためか、下手すると 化粧もせずに びろろろーーーんと 伸びきったTシャツに 決して他人様には見せられない アラフォーの短パン姿で 家の中をうろうろしてる毎日だ。


こんな私の 今年の夏休みの目標は ずばり 「省エネ」 !!。


といっても、エコだの 地球に優しい活動をする・・・という 高尚なものでは さらさらなく、省くものは 「私の手間とエネルギー」(笑)。


なるべく 簡単に、 そして なるべく 手をかけず、いかにして こうした 体育会系爆裂娘と 夏休み中を折り合って過ごしていくのか・・・・が 今年のミッションなんである。


で、とりあえず この一週間は 「このみに 縄跳びをさせる (←室内で!)」 「ダンナに弁当を持たせて このみと一緒に送り出す」 「お友達を 数組呼んで 昼ごはんをごちそうがてら このみと遊んでもらう」 などで しのいできたが、何だか 早くも ネタ切れモード・・・。


いっそのこと 通ってるプールの 水泳教室に 放り込もうか・・・とも思ったが、始業時間が 朝の8時過ぎ!!(→まだ 寝てるがな (私が)) ということで こちらもNG。


キャンプのたぐいは 年長さんくらいにならないと 親子分離にならないとこも多く・・・・。


やっぱり 近所のプールくらいには 連れてかないと ダメかしらねえ・・・・と 「省エネ」早くも 挫折気味・・・。


とはいえ。


今年は 一応 海にも行くし、水着くらいないとダメかもねえ・・・と ある日の午後、このみを連れて 買い物がてら 水着売り場にいったみたんだが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今年の水着は ビキニが主流らしく、「あ、あの お腹まわりを 隠したいんですが・・・」 という ささやかな私の要求(?)に 応えてくれるものは 皆無で・・・。


みな 「水玉模様」 だったり、「胸元にリボン」 だったり 「フリフリ 三段フリル」 だったり・・・。


ま、確かに 夏の水辺は とっておきの 狩場だったものねえ・・・。(遠い目)


釣り上げられるふりして 目をつけた男子に 釣られたりしたっけねえ・・・。(さらに遠い目)


(なんだか 勝負ビキニが 渓流釣りの擬餌針(=羽とかキラキラしたのが付いてる釣り針)に見えてきたのは 私だけ???)


あまりにも 売り場から浮きまくる ハハと幼児 一組・・・。

(そして その幼児(=このみ)は 目をぎらぎらさせて またビキニ 握り締めてるし・・・。)


「せめて お腹周りは 隠れる水着がほしい!!」 と 店員さんに案内されて むかったのは スポーツ用品売り場で。


ここまでくると 今度は 「全身総タイツ」 みたいな ラッシュガードばかり・・・。


ねえ。子育て世代って 20代のギャルばかりじゃ ないんですけど!!!!


ビキニ外したら、いかにも 水泳指導員!!みたいな ラッシュガードしかないんですか???


っていうか 皆、子供連れて プールいったりはしないの???


それとも 背中に肉が付き始めたオバは 水着着ちゃ 公衆の迷惑なんだろうか・・・(しくしくしく)。


映画に 「R15」 とかいう指定があるように、水着や 水着売り場にも 「U30」(=アンダー30歳) とか 「O35」(=オーバー35歳) とか あればいいのに・・・と 気弱に 売り場を後にした私だった。







とうとう 夏休みに突入してしまった・・・。


最初の数日こそ、「やったー!早起きして お弁当作らなくって ラッキー!!」 などと思ってたが。


終業式から 数日で すでに このみの相手をしてることに 疲れてきている私・・・。(・・・自分の子なのに。)


そして、今年の夏の救世主!キングオブトイだ!! と勝手に あがめ奉ってた 『カプラ』 (パチもんだけど) だったが、フクザツなもの(=立体交差のドミノ だとか ビー球転がすピタゴラ装置 だとか) は ダンナがいないと製作できないため、早くも このみの興味が薄れてきてしまったのだ(涙)。


(刺激を与えすぎて もう 普通の積み木としては 見られない・・・ってとこなんでしょうなあ。 こりゃ あきらかに ダンナが張り切りすぎたツケ といえましょう・・・。)


まだ 夏休み始まって 数日だってのに、どうすりゃいいんだ!!!


アタマを抱えるハハをよそに、相変わらず このみは B型気質全開で お気楽マイペース・・・。


朝も (お弁当作りも 登園準備もないってのに!) きっちり7時に目覚め、気分がいいと 大きな声で すかさず一曲歌いだすし・・・(涙)。


野原の中の一軒家じゃないんだからさ~ と 心で悪態つきつつも ご近所様の安眠をさまたげちゃならねーだ・・と このみの口を押さえ、風通しのために 開け放してある窓という窓を 速攻で閉めきる毎日・・・。


きょとんとする 幼児に、「静かにしようね。まだ 寝てる人いるからね・・・。」 と 毎回教え諭すんだが、時刻ってのは どうやって教えていけばいいのだね・・・・(泣)。


(やっぱり うちの娘、ちょっと おバカ???)


ハハオヤの私が 早起きして 近くの河原にでも連れて行けばいいんだろうけどさ・・。


何よりも 布団と睡眠を愛している私は 毛虫と同じくらい 早起きが大の苦手で・・。


嗚呼 いったい 早起きした野猿ムスメを どうしたらいいのよう~ と思っていたのだが、一本のロープが 一気に問題を 解決したのだった。


次の日。


とすん とすん・・・と にぶめの振動で目覚めた私が、階下のリビングに下りていくと、このみは 一心不乱に 縄跳びをとんでいた。


やっと 手と足を同時に動かして 一人縄跳びができるようになった このみ。


さらに どこからか 「朝 牛乳を一杯飲んで 運動するのがいい」 ということも聞きつけ(←きっと ばーば情報だ)、朝起きて トイレに行き、コップ一杯の牛乳を飲んで 縄跳びをする・・・という 黄金のラインナップを 自ら編み出したのだった。


かくして。


室内(=リビング)で 縄跳びって どうなのよ???と 激しい突っ込みも受けそうなんだが、ここで 「いいんです!」 と言い切れるのが 一戸建ての強みで。


いったいどこまで鍛えれば 気が済むのだろう・・・・(しかも 女の子なのに!!) と 諦念のハハをよそに、今日も元気に 肉体改造(?)に 励んでいるこのみだった。






うちの娘、このみ(4歳と9ヶ月に突入だ!)。


何度も書いてて 情けなくなってくるが、とにかく 落ち着きというやつがなく(涙)、5分とじっとしていられない お猿の子のような 体育会系爆裂娘だ。


気温が30度を遥かに超え、きっと40度近くにまでいくだろう この夏・・・。


こんな娘を抱えて、毎日公園やら プールやらにいっていたら、きっと私は 焼け焦げてしまうに違いない・・・と 必死に 家遊びアイテムを探しに探し、とうとうめぐりあった 最強アイテム 『カプラ』 !!


(パチもんだけど(笑))


おもちゃにしては 結構なお手前 ならぬ いいお値段がしたんだが、こいつが大当たり!!!


某国営放送で 『ピタゴラ○イッチ』 という幼児番組があるんだが、その ピタゴラ装置をカプラで 自作してみたり、組み立てて タワーを作ってみたりと 期待以上の食いつき方なのだ。


すごいぞ カプラ!!(パチもんだけど)


えらいぞ カプラ!!(以下 略)


さらに いい歳したダンナまでもが このカプラにのめりこみ、今では 休みといえば リビングで 二人してドミノ倒しをやっている。


ここまでは よかった。


ところがね。


ダンナB型、そして このみもB型・・・・・。この B型ってのは ちっとも 世間様のルールにのっとっては 動こうとしないくせに 凝りだすとハンパなくて・・・・・。


ダンナが ドミノ作成にあたり 「跳ね橋(=ドミノの板が トコトコ橋を渡って降りてくる仕組み)」 だの 「立体交差(=ドミノの板が クロスしても ぶつからないように 段差を使った交差)」 などを自作し始めたあたりから どんどん雲行きは あやしくなり始め・・・・・。


今では、二人がドミノを製作し始めると、息を殺して リビングを歩かなくてはいけない までになってしまったのだった(怒)。


最初のうちこそ 「あら 楽しそう~」 と ドミノ(カプラ)を並べるのを 手伝ってた私なんだが、私は 大雑把&超不器用&飽きっぽい・・・と三重苦を抱えた女なもので、ちょっと並べては 倒してしまい、二人から白目で睨まれるばかり・・・。


「もう~ ママ下手!!あっちいってて!!!」


と さくっと ドミノ製作班から リストラされてしまったのだ。


じゃあいいや、上の階で 本でも読んでよっ! と すごすご引き上げると、このみとダンナの会話が聞こえてくる。


このみ 「どうして ママは おとななのに ならべるの 下手なんだろうねえ?」


ダンナ 「しょうがないよ。人には 向き不向きってもんがあるしね」


このみ 「あ、わかった!ママが下手なわけ」


ダンナ 「???」


このみ 「ママね、ほんとうは 人間じゃなくて たぬきなんだよ。 だから 下手っぴいなんじゃない??」


ダンナ 「そうか。狸じゃ しょうがないよね。 手の格好をしてるけど あれ 前足なんだね。」


このみ 「だから お皿とか われちゃうんだよ。 たぬきのてだから!!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あんた達、日ごろ ご飯作ったり 洗濯や掃除をしてる私に対して、たかが ドミノを並べるのが苦手なだけで、その言い草はないだろうが!!!


ちょっとむかついたものの、これからは 「しょうがないじゃない!前足なんだから!!」 で押し通すことに決めた。


ママのお腹が出てるのも、きっと 狸だから しょうがないんだよねっ(怒)。