うちの娘 このみ(5歳と7ヶ月)。


しごく真っ当に 育ててきたつもりなんだが、野猿(子犬?)のような性格(→興味を引くものが出てくると ネコまっしぐら状態になる(涙)・・・)は 相変わらず・・・。

(ちょっとは落ち着いてきたけど。)


ちょっとおリボン結んでみたり 三つ編みにしてみたりと、見かけは 「女の子」 を固く死守(?)してるけど、中身はまんま男の子。


幼稚園で このみの性格を把握してるお母さんからは 「ま、こういうのもアリだよ」 「もういいかげん 現実見なよ」 と 慰め(?)の言葉をかけてもらうんだが いいのか それで?と 自問自答の毎日だ。


そんな折。


ひょんなことから 今までなじみのなかった クラスのお友達(=女の子)が我が家に遊びにくることになった。


お預かりのお約束で ママの自転車から降りて 玄関に降り立ったTちゃん。


玄関先で 自分の履物をそろえ、ビニール袋に入ったお菓子と飲み物を 私に差し出すと、可愛い声で一言。


「おせわになります (ぺこり)」


そして 2階のリビングへと上がっていったのだ。


この間、Tちゃんママは すでに自転車で帰宅しており (あ、もちろんママさんからもご挨拶はあったが)、この時はTちゃんひとり。


誰いうとなく 一人で履物を揃え、このオトナのようなご挨拶を深々としたお辞儀をしたのだよ・・・。


・・・・ちなみに Tちゃんは このみよりも1学年下の年中さん。


お育ちというか しつけのよさに カミナリに打たれたように 玄関に立ち尽くしてしまった私だ。


ねえ、女の子って やっぱり このレベルが平均なの???


ワンパクでもいい、ただ よそ様には きちんと ご挨拶の出来る子であって欲しい・・・・と せめて 「体育会系男子」 の路線は固く守っていこうと 厳しくしてきたんだけど。


「お邪魔します」 のご挨拶だって 私が玄関先で立って にらみをきかせているからこそ・・・・。


(もし Tちゃんとこみたいに ママだけ しゃーっと先に家に帰ってしまって このみ一人お邪魔するとなると 言えるかどうかは怪しいもんだ。)


なんとかしなきゃ と固く心に誓った私なのだった。