キレイで真摯で白で塗りつぶした深いとこを浅く見る
今、医療の現場、臨床を知ろうって授業に出てます。
それでうちの学校の病院の様々な施設や医療体勢の説明を受けてます。
救急センターとか、画像診断室(MRIとか)、放射線治療室、とかとか。
そこの施設の説明だけじゃなくて、工夫した点とかも教えてくれておもしろい。
他に見たいところある?って聞かれて、希望したのは、精神科病棟。
鬱を勉強してると、やっぱり興味ある。開放病棟も閉鎖病棟も、見せてもらえた。
私たちはほんと病院側にしてみれば、オキャクサンで、
さらっと表面的にしか触れていないのに、見たことに満足しちゃって、本質なんてきっと何も見れてない。
なのに、初診外来なんて見学しちゃって、患者さんと医師の会話から、この患者さん末期ガンだ、って分かるけど、
初診だから患者さんにはまだ言わなくて、そんなところに自分が居合わせちゃっていいのか分からない。
白衣で部屋の隅に突っ立ってる私は、一体何を着てるんだ。
この授業から何を受け取ればいいのか分からなくて、ちょっと処理し切れてない。
このままだと、ほんとに「めずらしい経験ができた」だけで終わっちゃいそう。
何か病院にも医師にも患者にも何かなんか解決しがたい問題が何となくある。
医療とお金は切り離して考えられるものじゃない。って思ってたし、今も思ってる。
でもそこには、やっぱりキレイで真摯なものも流れてるんだなーって、感じてます。
今回の文章、問題があればすぐ消します。