緊急帝王切開。

いやぁ、最後まで本当陣痛が止まらなかったんです。

とにかく下から産むな!
だったんです。

羊水が多かったので、下から出たら、圧で赤ちゃんが危険だということでして。

私は上に2人の子を出産してるので、いきみたいけど、いきめない辛さもわかるし、いきまない方法も、知ってはいたので、なんとかできた気がします。


大変だったんだけど、とにかくいきみのがしを精一杯してました。


手術室の看護師さんも全力で私の見方になってくれて。本当にめちゃくちゃ心強かったです。

肝っ玉母ちゃんのような方で、

「今さわちゃだめよ」とか
「今OKだよ」って、先生たちに伝えてくれてました。


とにかく、周りの方のこの命を絶対に助ける‼️みたいな力がすごくて。



もうそれにただただあと押されて。



手術室に入るまでは、入ってからもかな。
いや入ってからは、とにかく下からは産まないって必死だったから覚えてないんだけど。

「生きて生まれてこないで怖いよ怖いよ。

怖いよ生きて生まれてこないで」っていう感じで思ってたの。



でもね、
お腹から出てきて
両手両足を天井に向かって
グーッとのばした姿で、先生たちに運ばれてる姿を見た時…

「生きて」

本気でそう願った。
あれだけ怖かったんだけど。
なんで怖かったかって、生存率が低い。
障害が残る可能性が高い。

確率の話なんだけどさ。

その当時の私は、一生介護をする自分しか思い浮かべられなかった。


でも22週の子に、こんなに力があるんだって、びっくりした。

…水をさすようなんですけど、
私、この日はコンタクトをしていてですね。
手術ってコンタクトをはずさないといけなくて、裸眼だと0.1ないんですけど、その映像だけは見えたんですよね。


後から聞いた話なのですが、
緊急帝王切開で、22週なのに、私の身体の負担が少ないように、お腹も子宮も横切りしてくれて、更には幸帽児帝王切開をしてくださったそうです。

羊膜を破らないように、樹は包まれたままお腹から出してくれて、更には1分で挿管してくれたのです。

産婦人科の先生、NICUの先生のこれ以上ない連携プレーです。


改めて思います。

本当にここの病院に連れてきてもらってよかった。
ありがとうございます。


この後、縫う作業に入るのですが、めちゃくちゃ時間が長かった…。
眠らせて欲しいと思うくらいに。


夢と思いたかった。
長かったなぁ。