夢の国に馳せる思い。 | 米国のにほんじん。

米国のにほんじん。

2004年に渡米。
米国の冷蔵庫の通称を持つひえひえのミネソタ州にひんやりと在住。
2 marriage, 3 kids, one full time job and 1 divorce laterの日々のことを、
つれづれなるままに日暮らしてきにメモ。

古びた白い外壁の上につき出るバルコニー。
窓にはチェックのカーテンがかかっていて、その奥にはテーブルに置かれた花が見える。

中央にそびえるうす青いお城。お城に伸びる石畳の橋。
ポップコーンの香り。
どこか懐かしい音楽。

色とりどりの、中央にキャラクターの絵が描かれた大きなペロペロキャンディー。
日本では使わない原色の配列。

門をくぐったとたんに広がる『夢と魔法の国』。
まだ行ったことのない『外国の香り』にがっつり魅せられた子供時代。

そろばん塾の遠足でバスに乗って毎年行った。そこであらかじめ配られた園内地図を穴が空くほど眺めて、アトラクションの場所とおもなレストランの場所、トイレの場所まで覚えた。

キャラクターよりも、その『場所』すべてに魅かれた。何とかしてもぐりこんで、ここに住めないものかと考えた。

『カリブの海賊』でボートから身を乗り出して、小瓶にカリブの海水をつめて持ち帰った。
魔法の国がいつもそばにある気がした。

大人になって、数えきれないほど通った。
好きすぎて、同じ街にあるイベント会社に就職し、あこがれの魔法の国で、魔法をお手伝いする仕事に携わった。
仕事になったら、その街に住んだら、夢を壊したくなくて、あまり行かなくなってしまった。

夢の国には行かなくなった。だけど日本から離れて暮らすことになった。
夢の国が生まれたアメリカへ。

あれから10年たって、初めて自分の子供を夢の国に連れていくことができた。

昔感じたあの高揚感は砂嵐が去った後のように消え去ってしまっていたけれど、
6歳の息子が3D映像を見て手をかざして声をあげてよろこぶのを聞いて、
息子のあこがれのスターツアーズのロボットに出会えて歓声をあげ、飛び跳ねる姿を見て、
夜のパレードで色とりどりに光り輝く山車を見て、小さな手を一生懸命に振る娘の、
瞳に映った明かりを見て、

今までで一番、良い夢と魔法を見せてもらいました。

私の『好き』のたくさんつまった原点に、私が一番好きな子供たちと、日本の家族みんなで来られてよかった。

子供たちにとって、夢と魔法の国は、きっと日本になるのかな。

全力で、良い時間を作っていってあげなくちゃ。

30周年おめでとう!!東京ディズニーランド!

大人になったら、行列はキツイっす!!