前へ。 | 米国のにほんじん。

米国のにほんじん。

2004年に渡米。
米国の冷蔵庫の通称を持つひえひえのミネソタ州にひんやりと在住。
2 marriage, 3 kids, one full time job and 1 divorce laterの日々のことを、
つれづれなるままに日暮らしてきにメモ。

父の日の日曜日。
今日はEXが正午までにうちから引っ越していく、という日。

昨日の夜レストランで子供たちをピックアップしてそのまんま
緊急避難先の友人宅へ子供たちともども泊まらせてもらう。

思い起こすと5月29日からかれこれ3週間弱友人宅にお世話になっている。

でもそれも今夜でおしまい。

最初ここに逃げ込んできたときは、何度も何度も電話がなった。
私が電話に出ないとわかると今度は友人に電話がかかってきた。電話ごしでもわかる、怒鳴りつける声。

冷静に対応している私に友人と友人ママは驚いていた。

慣れてしまっていたんだ。怒鳴られることに。ひどい言葉の応酬に。

弁護士から『屋根の上にのぼって、これはクレイジーだ!!!と世界に向かって叫びたい!』と言わしめた
私とEXの緊張感あふれる生活に。

舌打ちや、不快を主張するめの溜息。ドアを叩きつける音。充血した赤い目が目の前にせまって、顔につばをはきかけられた。


友人夫婦がソファに座って、同じ映画を見ながらワインを飲んで、同じ場面を見て笑ってるのが
違う世界の出来事のように映った。

一歩離れたら、自分がいかに異常な生活を送っていたのかが痛いほどわかった。

でもそれも今日でおしまいなんだ。

正午まで時間があったので、子供たちと一緒に友人宅近くの公園へ。
陽はかんかんに照って、もうすっかり夏だ。せみの声をしばらくぶりに聞いた。

娘をぶらんこに乗せて、息子をおいかけて遊具を駆け上った。
オレンジ色のボールを追いかけて、本気で息子とサッカーをした。
最後に外を走り回ったのはいったいいつぶりだろう。

悪役になって仮面ライダーごっこをする。息子のキックにおおげさに宙に飛ぶ。

ちゃんと子供たちを向き合って、遊んであげられたのはいつぶりだろう。

。。。楽しいじゃん。

これからは一人なんだ。たくさんの人に支えられてるけど、全力で私が二人を見てあげなきゃ。
子供たちと過ごすときは、自分も楽しんで行こう!!

誰かが何かをしてくれるって期待しないと、楽なんだ!

約束の正午を過ぎて、遊び疲れて寝てしまった子供たちを乗せて3週間ぶりの我が家へ帰る。

急いで出て行った様子がよくわかる室内。

コーヒーカップのコーヒーも入ったまんまで放置されている。

でも、いいんだ。コーヒーカップは中身を捨てて、自分で洗って磨けばいい。
もう洗ってくれないことを嘆くことも、洗いたくないと怒られることもない。

8年ぶりの、自分だけの場所に、『BEACH GRASS』と名づけられた
夏の砂浜の香りのアロマキャンドルをたいた。

前へ。上へ向かうんだ!