父の日の日曜日。
今日はEXが正午までにうちから引っ越していく、という日。
昨日の夜レストランで子供たちをピックアップしてそのまんま
緊急避難先の友人宅へ子供たちともども泊まらせてもらう。
思い起こすと5月29日からかれこれ3週間弱友人宅にお世話になっている。
でもそれも今夜でおしまい。
最初ここに逃げ込んできたときは、何度も何度も電話がなった。
私が電話に出ないとわかると今度は友人に電話がかかってきた。電話ごしでもわかる、怒鳴りつける声。
冷静に対応している私に友人と友人ママは驚いていた。
慣れてしまっていたんだ。怒鳴られることに。ひどい言葉の応酬に。
弁護士から『屋根の上にのぼって、これはクレイジーだ!!!と世界に向かって叫びたい!』と言わしめた
私とEXの緊張感あふれる生活に。
舌打ちや、不快を主張するめの溜息。ドアを叩きつける音。充血した赤い目が目の前にせまって、顔につばをはきかけられた。
友人夫婦がソファに座って、同じ映画を見ながらワインを飲んで、同じ場面を見て笑ってるのが
違う世界の出来事のように映った。
一歩離れたら、自分がいかに異常な生活を送っていたのかが痛いほどわかった。
でもそれも今日でおしまいなんだ。
正午まで時間があったので、子供たちと一緒に友人宅近くの公園へ。
陽はかんかんに照って、もうすっかり夏だ。せみの声をしばらくぶりに聞いた。
娘をぶらんこに乗せて、息子をおいかけて遊具を駆け上った。
オレンジ色のボールを追いかけて、本気で息子とサッカーをした。
最後に外を走り回ったのはいったいいつぶりだろう。
悪役になって仮面ライダーごっこをする。息子のキックにおおげさに宙に飛ぶ。
ちゃんと子供たちを向き合って、遊んであげられたのはいつぶりだろう。
。。。楽しいじゃん。
これからは一人なんだ。たくさんの人に支えられてるけど、全力で私が二人を見てあげなきゃ。
子供たちと過ごすときは、自分も楽しんで行こう!!
誰かが何かをしてくれるって期待しないと、楽なんだ!
約束の正午を過ぎて、遊び疲れて寝てしまった子供たちを乗せて3週間ぶりの我が家へ帰る。
急いで出て行った様子がよくわかる室内。
コーヒーカップのコーヒーも入ったまんまで放置されている。
でも、いいんだ。コーヒーカップは中身を捨てて、自分で洗って磨けばいい。
もう洗ってくれないことを嘆くことも、洗いたくないと怒られることもない。
8年ぶりの、自分だけの場所に、『BEACH GRASS』と名づけられた
夏の砂浜の香りのアロマキャンドルをたいた。
前へ。上へ向かうんだ!