かなり昔の記事『試験の悪夢』でドライバーズライセンス(ペーパー)受かりました★
とお知らせしてからしばらくボーっとしていたら、あっ!!!!!!という間に3ヶ月が経過して、
もういいかげん実技試験を受けなくちゃってことで実技試験を受けに行った。
怠惰といいかげんの国アメリカ。
ペーパー試験を受けて受かったら、三ヶ月間 自力で路上練習(経験ありの同乗者は必要)したあと、
実技試験を受けてよし!
そして受かればその日からあなたもドライバーズライセンス保持者。
日本で路上に出るために、教習所の中の仮免試験に10回も落ちた私には、信じられない制度である。
私、運転嫌いなんですよ。ほんとの話。
できることなら一生助手席に座っていたいのです。
しかしながらここ米国では、そんなこと言ってたら買い物にもコンビニにも行けやしない。
先日自転車でキコキコと近所の(それでも自転車で20分)の銀行までへそくりを貯金しに行ったら
銀行内にATMがない。
銀行の人に場所を聞くと、ドライブウェイにあるという。
すべて車に乗ってる人が中心なのである。
しかたがないから車の列の後ろに並ぶ自転車に乗ったアジア人の私。
車、車、車、自転車、車、車←間違いはどこ?
というわけで、仕方がなく重い腰をあげ、試験を受けに行く。
『努力』、『積み重ね』、『こつこつ』という言葉より
『いきあたりばったり』『偶然』『まぐれ』という言葉を信じる私。あたりまえながら
実際ペーパーを受けてから3ヶ月の間、試験のために車を運転し始めたのは三日前。
米国では縦列駐車できないと試験落ちるよって言われたので練習したのは一度のみ。
縦列駐車といえば、日本の教習所の縦列駐車スポットにはポールがいっぱい立っていて、
教官に、
『はい、ミラーに三本目のポールが見えた?それじゃあハンドル切って切って~。はい、じゃ次、5本目が見えたらハンドル戻す~。』
と教えられ、いざ免許を取った後、縦列駐車しようとしてミラーを見ると、
『ポールがないやんけーっ!!』
なんとか自力で駐車しようとした結果、もうどっちに進んでも一センチでも車動かしたら前後の車と
ごっつんこ★てなことになり、あわてて仕事中の父を図書館の駐車場まで呼び出した私。
それ以来、日本で運転した6年間一度も縦列駐車をしたことはない。
さて、そんな私がここ米国で実技試験に受かるのか?
こちら米国では実技試験は自分の車を持ち込むことになっている。
夫バニーに連れられて、ドナドナの牛の気分で試験場に到着。
教官は私好みのかっこいいお兄ちゃんだった。
『日本で運転してたんだね』
『はい。6年間無事故、無違反で!!!でも日本ではすべてが逆だから、ちょっと難しいの、、』
と押すところは押し!最後はたっぷり媚を売りつつ
右へ、左へと教習所内を進む。
一度レーンを間違えつつも、思いっきり大きい声で
『ウウップス!!!!』と叫ぶ日本人の私。←(私、気がついてるのよ、間違ったこと、分かってるの!のアピール)
そして運命の路上駐車は4回ほど車を出したり入れたりするうちに、
お兄ちゃんに、
『もう、いいや、次行って。』と見放される。
遠くでは夫バニーが私を指差して笑っていた。
(あいつ、、、ヤッテヤル、、、)
ココロの中でつぶやきつつ、試験終了。
お兄ちゃんに、
『どう?今の気持ちは?』と聞かれ
『怖いです。ドキドキしてます。』とまるでAVに初めて出演する素人娘のように素直に答える私。
『でも、まあまあなんとかなるよ。おめでとう合格だよ。』
『え!!!!!!』
いいのか!アメリカ!こんな私に運転免許を持たせて
本当にいいのかアメリカ!ウェポンしょわせていいのね!
受け取った試験結果にはしっかり縦列駐車→プーア(×)と書かれていた。
受けた本人はもちろん、夫バニーも驚く結果に浮かれる私達。
浮かれついでにはりきって日本のココロのお母さん、3ソタちゃんを呼び出して
免許合格のお祝いに繰り出す。
さあいざゆかん!これで私も公的に運転できる!さあ車よ!しゅっぱあつ!
美しく颯爽とハンドルを切ろうとする私の横で3ソタちゃんの叫び声が。
『エリチェンコ!!!信号信号!信号赤だよ!』
きゃあ!
危うく免許取得一日目にして一人目の被害者を生むところであった。
あぶないあぶない。
てな一日。