こんにちは、貴方の会社の運気を上げ、社長を幸せにする力を持つ「幸運の女神」の税理士 冨永英里です。
ここ数日、小渕優子経産省への政治資金問題が騒がれていますね。
日頃、中小企業の顧問をしているので
野党議員vs小渕優議員は
税務署の担当官vs社長さん
の構図にみえてしようがありません。
すなわち、これが税務調査だったらどうなんだろう?と。
たとえば、ベビー用品を購入したという件について。。
(東京新聞ではこんな記事が載っています。
二〇〇九年分の収支報告書に添付された領収書によると、六月十五日には東京・銀座の百貨店でベビートドラー(乳幼児向け用品)三点を計一万四千円余りで購入、九月三日には銀座の別の百貨店の子ども・玩具売り場で約一万三千円を支出、十二月二十二日には同売り場で六万二千円余りを支出していた。このうち六月と九月の二件は、収支報告書で事務所費として計上されている。
小渕氏は二〇〇七年九月に長男を出産。〇八年九月から翌〇九年九月まで麻生内閣の少子化担当相を務め、同月三十日に次男を出産した。十七日の衆院経産委員会で今井雅人議員(維新)が自分の子どもに買ったのではないかと尋ねたのに対し「政治活動でお世話になっている方のお子さんの出産祝いを買った」などと答弁した。
(東京新聞WEB版より一部引用)
これを会社経営にたとえてみます。
○社長に子供が生まれた。
○子供にベビー用品は必要。
○そのベビー用品が必要な時期に会社のお金でベビー用品を買っていた。
○税務署はこのベビー用品は社長の子供に使っていたのではないかと疑っている。
○社長は「ベビー用品は自分の子供にではなく、取引先の出産祝いのために買ったから交際費だ、自分の個人的な使用ではない」と主張している。
税務調査では格好の指摘材料ですね。
税務署としては、取引先の出産祝いのために買ったというのであれば、
当然その贈った取引先の会社や社長さんの名前なども聞くでしょう。
たいていはこのような場合、個人的に費消していることが多いんです。
だから誰に贈ったかと聞かれても答えられないわけです。
会社には優秀な参謀が必要です。
優秀な参謀に税理士がいれば、こんなことくらいなんでもなくクリアするでしょう。
いや、そもそもこんなことを指摘されるような状況にならないようにするでしょう。
小渕さんにも優秀な参謀がいればこんなことにならなかったになあと思います。
さてさて優秀な参謀とはどんな人をいうのかについては、
また別の機会にお話をさせていただきたいと思います。
何はともあれ、お金の使い方には気を付けたいものですね。。。