のある税理士ーの冨永英里です。

第3回目は
「外国人旅行者と消費税の免税について」の改正です。
☆改正の内容
(国土交通省のサイト 報道発表より)
<日本でのショッピングの魅力向上と、地域への外国人観光客の誘客に取り組みます>
最終更新日:2013年12月13日
1 外国人旅行者の買い物において、「全品目」が消費税免税となることが決まりました(平成25年12月12日与党税制改正大綱)。
2 「ショッピングと言えば日本」、免税店の情報発信を強化します。
3 「わが街にも免税店」、日本全国に免税店を拡大させます。
以下は、会話形式でもう少し詳しく解説しています♪
記者
「外国人旅行者のお土産物と消費税の免税の改正について教えてください。
エリ
「はい、わかりました。
今回の消費税の免税の改正では、アベノミクスが掲げる新成長戦略ならび
び日本再生戦略のひとつである「観光立国・地域活性化戦略」を実践とし
て掲げられました。
もっと外国人旅行者を日本に呼びたい、そしていろんな地域を観光した
て地域の名産品も購入してくださいね、消費税を免税にしますからという
改正です。
具体的には、今まではの免税対象商品となっていた家電や装飾品、
衣類、靴、鞄などに加えて
免税対象商品から除外されていた
化粧品や薬品類、お菓子などの食品類や飲料類、たばこ、洋服など
すべての品目(消耗品)が免税で買えることになります」
記者
「日本の化粧品やお菓子などは外国人客に人気がありますものね。
考えてみれば今までは消費税を支払ってでも欲しいということ
だったんですね。
免税になればもっと購入者が増えますね。」
エリ
「そうなんですよ。
またさらに、新規免税対象品目については、
1人1日1店舗あたり
「5千円超50万円以下の購入」が免税対象となるんです。
5千円を超えれば免税になるというのは外国人旅行者にとっては
うれしいですね」
(※既存の免税商品については1人1日1店舗あたり1万円超の購入と
改正はありません)
記者
「ちなみに今、免税店の数って全国で何店舗くらいあるんですか?」
エリ
「全国に約4000店あります。が、大部分が東京や大阪など都市部に
集中しています。
アベノミクスの戦略に地域活性化というものがありますので、
今後は地方の免税
店を拡大して、より多くの外国人が地方を訪れ地元の名産品
を購入してくれるように取り組むようです。
記者
「この改正のとおり、たくさんの外国人旅行客が日本に来てくれる
ことを願っています。アベノミクスの戦略、うまくいくといいなあ」
エリ
「そうですね、日本全体の景気が上向きになるといいですよね!」
資料:
「2014年税制改正大綱」
国土交通省 官公庁
日本でのショッピングの魅力向上と、地域への外国人観光客の誘客に取り組みます。
最終更新日:2013年12月13日
H25年12月13日付 プレスリリース
観 光 庁
また資料として以下のものがわかりやすいです。
外国人旅行者向け免税制度に関する協議会
(訪日外国人旅行者のショッピングの利便性を増大し、消費の活性化をはかるため、その課題のひとつである免税制度について勉強し、あるべき免税制度を提言・実現をはかる事を目的にして活動)