こんにちは、愛と絆を会社経営と人生に活かす税理士の冨永英里です。
みんなの「幸せ」「裕福」そして「笑顔」の輪を広げるのがわたしのミッションです!
ブログ、あまり更新していなくてごめんなさい!
わたしは今、単行本と電子書籍、セミナーの企画など
を手がけていますが、
同時に
事業計画書のお手伝いや、相続税対策の仕事をよくしています。
それでちょっとてんてこ舞いでした。
今日のブログは、今わたしが手掛けている
「相続税対策」についてちょっとお話したいと思います。
相続税が改正されたらどうなる?
みたいな記事が経済の雑誌などでも特集が組まれていますね。
中でも、相続税の申告が必要かどうかのボーダーラインが
大きく減額されます。
改正前は 5000万+1000万×法定相続人の数
改正後は 3000万+600万×法定相続人の数
相続税が改正されると
今まで相続税の申告に無縁だった一般のサラリーマン家庭の方も
今後は申告が必要になってくることが予想されます。
ということで相続税は、一部の資産家や富裕層だけではなくなるのです!
(試算では申告義務者は100人中4人から6人、実に1,5倍となります)
ところで
相続税の計算は
相続税法というルールによって財産を評価していきます。
中でも難しいのは不動産の評価や非上場株式の評価です。
非上場株式は同族会社のオーナー一族が持っているちょっと特殊なものですが、
不動産、特に多くの方は
自分が住んでいる土地
(マンションでも土地部分はアリ)
を持っていると思います。
さらにはマンションをいくつか持っている方もいるでしょう。
この土地の評価、
実は相続税法ではとても難しい計算をするのです。
相続税の土地の評価は
一般的に
「路線価」
というものを基準に計算をしていきます。
夏になると路線価が全国で一番高かったのは○○でした
などどニュースで報道されますが、その路線価です。
路線価は今は、インターネットで無料で見ることができます。
ところが路線価図って、普通の住宅地図とはちがって
お目当ての土地を簡単に探せません。
自分の土地の場所が簡単に探せないのです。
このように
路線価を調べるだけでも大変なのに、
路線価を調べただけでは土地の評価は計算できません。
というのも
相続税の土地の評価はそこからも大変!
たとえば
どんな用途に使っているのか?とか
誰が相続をするのか?とか
によって
評価額が50%オフとか
80%オフとか
になります。
50%オフとか80%オフってすごいですよね!
1億円の土地が、2000万円になるんですよ。
5000万円の土地が1000万円になるんですよ。
でも
こんなふうに減額されるためには、
先に申し上げたどんな用途だとか誰が相続するかなどたくさんの条件をクリアしなければならないことにプラスして
○「相続税の申告書を提出すること」
○「期限内(亡くなってから10か月以内)に相続財産の分割が決まらなければいけない」
という条件がついています。
これらの条件をすべてクリアしないと
オフは認められないのです。。。
減額のご褒美には、たくさんのクリアしなければならない課題があるということなんです。
その課題をうまくこなすためには
税理士などの専門家の知恵が必要なのです。
税理士に相談することによって
相続税のシミュレーションが
できます!
↓
これによって相続税の申告の有無と、
相続税がいくらかかるかがわかります。
また、さらには
財産の配分をもめないような対策も考えることが可能!
になるのです!
(例えば遺言を作るなど)
相続は、ご両親からの
「お金(財産)」のプレゼントです。
でもそのプレゼントには「思い」がつまっています。
残された家族が
力を合わせて
笑顔のある毎日を送ってほしい!
と願っています。
相続にも
「愛と絆」を大切ですね!
当事務所では、クライアント様以外のご家族の方も気軽にご相談できるように
相続税の簡易シミュレーションを行っております。
自分を含めた一族のことを考えて
「いつやるの?
今でしょ!」
相続税のシミュレーションをすることをおすすめします!
※先月、女性税理士のメンバーでこんな小冊子も作らせていただきました。
相続税のしくみを勉強するにはとってもよい本ですよ(*^^)v
(1冊315円で、原則として10冊以上からのご注文を承るそうです)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。